ドイツ国内で活動するTCO(インターナショナル・ツーリングカー・オーガニゼーション)は、2018年からの導入を目指す新たなツーリングカー・シリーズのフォーマット、『TC Light(TCライト)』の創設を発表。昨季限りで終了となったDTCドイツ・ツーリングカー・カップに変わる新シリーズとして育てたい意向を明らかにした。
この新ツーリングカー選手権の規定と概要を発表したオーガナイザーTCOは、すでにドイツはもとより、スペイン、ベネルクス、スカンジナビア、東ヨーロッパ域内の各イベントプロモーターとすでに開催に向けた話し合いをスタートさせているとし、2018年の本格シリーズ戦開催に向け協議を進めているという。
このTCライトは2016年に終了となったDTCを代替する役割が期待されており、主な参戦車種はアウディA1、フォード・フィエスタ、オペル・コルサ、セアト・イビーザなど、各マニュファクチャラーのA~Bセグメントにまたがるコンパクト・ハッチバックをターゲットとしている。
一部が発表されたテクニカルレギュレーションによれば、マシンは240PSを発生する1.6リッターのターボエンジンを搭載し、前輪駆動のみで争われる(このセグメントで唯一、リヤエンジン・リヤドライブを採用するルノー・トゥインゴに関しては追って詳細を発表予定)。
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