第4シーズンにあたる2017/18年シーズンのフォーミュラEに参戦するアウディスポーツ・アプト・シェフラーとルノー・e.ダムスが、第4シーズンに投入する新型マシンを公開した。
12月に開幕する第4シーズンからワークス体制で参戦するアウディ。ドライバーには第3シーズンのチャンピオンであるルーカス・ディ・グラッシに加え、アウディのワークスドライバーに昇格したダニエル・アプトを継続起用して臨む。
また、これまでアウディスポーツでフォーミュラEプロジェクトを率いていたアラン・マクニッシュがチームプリンシパルに昇格。プロジェクトに深く関与していくこととなった。
新型マシンは『アウディ e-tron FE04』と名付けられ、WEC世界耐久選手権のLMP1マシンからe-tronの名称が受け継がれる形に。また各チームが自由に開発できるトランスミッションについて、アウディは1速ギアを選択している。
マシンカラーリングはホワイトを基調にメタリックグリーン、ブラックが配色されたデザインを採用。またアプトのマシンには判別しやすいよう、コクピット上のロールフープがレッドに塗装されている。
アウディスポーツのディーター・ガス代表は「テクノロジーパートナーであるシェフラーとともに、まったく新しいパワートレインを開発した」と自信を覗かせる。
「パワートレインのカーボンハウジングが刷新されていることから、見た目からも新しいパワートレインであることが分かるだろう。また、新しい技術を注ぎ込んだことで、マシンのサウンドにも変化が起きている」