フォーミュラEプレシーズンテスト：シケインが追加された2日目はブエミがトップ、ローゼンクビストが続く

　10月2日から開催されているフォーミュラEプレシーズンテスト。走行2日目となる3日は、セバスチャン・ブエミ（ルノー・e.ダムス）がトップタイムをマークした。

　12月の香港での開幕戦を前に、10チームが参加する公式テストがバレンシアのサーキット・リカルド・トルモで10月2～3日、そして5日の3日間に渡って開催。各日午前と午後に3時間2回の走行セッションが予定されている。

　初日の走行でスピンが多く出たため、3日はシケインが新たに追加。前日のタイムより3秒近く遅くなった。

　前日トップのオリバー・ターベイ（NIOフォーミュラE）とジェームス・ロシター（ベンチュリ・フォーミュラE）は新しく追加されたシケインでクラッシュし赤旗に。さらに、ジャン-エリック・ベルニュ（テチータ―）もターン5でコースアウトを喫している。

　前日2番手だったブエミはこの日も速さを見せ午前と午後2回のセッションでトップ。1分21秒890をマークした。

　総合2番手に1分21秒934でフィリックス・ローゼンクビスト（マヒンドラ）、総合3番手はサム・バード（DSヴァージン）が続いている。

　午前中のセッションでは後れを取ったアウディスポーツ・アプト・シェフラーのルーカス・ディ・グラッシとダニエル・アプトは、午後のセッションで改善。午後はブエミに次ぐタイムをマークし、総合6番手と7番手に入った。

　アントニオ・フェリックス・ダ・コスタの代わりにBMWからDTMに参戦するトム・ブロンクビストがテストに参加し、15番手のタイムをマークした。

　プレシーズンテストは4日は走行がなく、5日の午前と午後に2回のセッションが予定されている。

■2017/18フォーミュラE プレシーズンテスト2日目総合結果