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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.10.28 18:42
更新日: 2017.10.28 21:13

TMSで琢磨とトークショーを行ったカストロネべスが日本語で宣戦布告「来年は私が勝ちます」

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海外レース他 | TMSで琢磨とトークショーを行ったカストロネべスが日本語で宣戦布告「来年は私が勝ちます」

 28日から一般公開がスタートした第45回東京モーターショーに佐藤琢磨が登場。ブリヂストンブースでは、インディ500で優勝を争ったエリオ・カストロネベスとふたりで初トークショーを行った。

 東京ビッグサイトで25日から開催されている東京モーターショーではモータースポーツ車両も多く展示されており、2017年のインディ500を制した佐藤琢磨のマシンやタイヤ、レーシングスーツ、ヘルメットなども飾られている。

 一般公開初日となる28日に東京モーターショーを訪れた琢磨は、午前中にホンダブースでトークショーを終え、午後はブリヂストンブースに登場。インディ500で優勝を争ったエリオ・カストロネベスとトークショーを行なった。

 初めにステージに登壇した琢磨は、「すごい人だね!」とブース前に集まったファンの多さに驚きながら、インディ500を振り返った。

「オフシーズンも忙しいですけど、いろいろなイベントでインディ500優勝の祝福をされているのでうれしいですね。インディ500に勝つと毎月のようにイベントがある。来年のインディ500が決勝が始めるまで、ずっとその年のチャンピオンとしてインディ500をプロモートしていきますし、紹介されるときも一生インディ500チャンピオンの肩書きが付きますしね」とインディ500優勝の喜びを語った琢磨。

佐藤琢磨がインディ500で履いていたタイヤ 東京モーターショー2017
佐藤琢磨がインディ500で履いていたタイヤ 東京モーターショー2017

 続いて2年ぶりに来日したカストロネべスがステージに登場すると「ミナサン、コンニチハ!」と挨拶。さらに琢磨に対して「琢磨、インディ500での優勝おめでとうございます。でも、来年は私が勝ちます」とカンペを見ながらコメントし、琢磨や観客を驚かす。
 カストロネベスとのトークを楽しみにしていた琢磨。スパイダーマンのようにフェンスに登るカストロネベスのおなじみの勝利のパフォーマンスを始めたきっかけを質問する。

「初めて勝利したデトロイト戦で、本当はビクトリーサークルに入らなければならなかったんだ。でも、初めての優勝だったので、僕はわからずにそのままフィニッシュラインに走っていってしまったんだ」

「クルマから降りたら、チームクルーもカメラマンも誰も居なくて……。でも観客が喜びの声援を出していたので、そっちに行きたいと思いフェンスをよじ登ったのがスパイダーマンのきっかけさ」とカストロネベス。

 エリオのいないレースで勝った時にフェンスに登っていいか琢磨がお願いしてみるも、「考えさせてくれ」とスパイダーマンパフォーマンスをは譲る気はないようだ。

 お互いの初印象を聞かれると、「カストロネべスを倒すというのがインディカーを戦ううえでひとつの目標でした。会ってみると本当に気さくですし、サーキットの中でいちばんの紳士。エリオとは一度も絡んだことがないんです。いちばん信頼しているドライバーのひとりです」と語る琢磨。

 一方、カストロネベスは、「琢磨はF3やF1を戦い、インディに来たときはかなり強力なドライバーが参戦してきたなと思っていた。実際に彼は本当に速くて、彼をどうやってオーバーテイクするか頭を悩ましたよ」

「参戦当初から琢磨とはいつかすごいバトルをするんじゃないかと予感していた。今年のインディ500では、残り数周となったターン1でスリーワイドになったときに、その1台が琢磨だったので“やばいな”と思ったね」


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