12月2~3日に開幕する2017/18年のフォーミュラE第1~2戦香港ePrixに、小林可夢偉が参戦することが発表された。
電動フォーミュラで争われるフォーミュラEは、アウディやルノーといった自動車メーカーがしのぎを削り、2018/19年からはニッサン、ポルシェなども参戦を表明するなど、世界的に注目が高まっている。
2017/18年シーズンには、王者のルーカス・ディ・グラッシをはじめ、セバスチャン・ブエミやネルソン・ピケJr.、アンドレ・ロッテラーなど、名だたるドライバーがエントリーしているが、そこに可夢偉が名を連ねることとなった。
可夢偉はトム・ブロンクビストの代役として、アンドレッティ・フォーミュラEから参戦。ただし、参戦は開幕ラウンドの香港ePrixのみとなる。
なお、日本人ドライバーがフォーミュラEに参戦するのは、開催初年度の2014/15年シーズン開幕戦北京ePrixに参戦した佐藤琢磨、最終戦イギリスePrixに参戦した山本左近以来、3人目となる。
事前テストなしに参戦することになる可夢偉は「正直、簡単ではないと思います。しかし、チームは全力でサポートしてくれるはずです」と語っている。
F1や全日本スーパーフォーミュラ選手権などとは異なる、電動フォーミュラで可夢偉が強豪相手にどんな活躍をみせるのか。フォーミュラE香港ePrixは例年以上に注目が集まる1戦となる。