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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.11.16 00:11
更新日: 2017.11.16 00:13

WTCC:道上龍、22年ぶりのマカオへ。「自分の走りがどうできるかに集中」

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海外レース他 | WTCC:道上龍、22年ぶりのマカオへ。「自分の走りがどうできるかに集中」

 今年も11月16〜19日、マカオのギア・サーキットを舞台に、第64回マカオグランプリが開催される。今季はひさびさにWTCC世界ツーリングカー選手権がギアレースとして復活するが、マカオ入りした道上龍(ホンダ・シビックWTCC)に意気込みを聞いた。

 2017年からWTCCにフル参戦している道上。ツインリンクもてぎでの前戦日本ラウンドでは、予選最上位となる5番手を獲得するなど、調子を上げている。迎えるマカオでのレースは、道上にとって1994〜95年にF3で参戦して以来のギア・サーキットでのレースとなる。

「22年ぶりですからね。ほぼ初めてみたいなものです。マカオの街は昔に比べて発達した感じもしますけど、それほど変わった感じはしないです。なんとなく思い出してきました」と走行前日、道上は語ってくれた。

「事前にシミュレーターもやってきましたが、コースはタクシーで今日回ってきたくらいです。あとは車載映像なども使って学んでいくしかないですね。コースも見ましたが、継ぎ接ぎもあればバンピーだし、やはり特殊ですね。でもクルマが良ければそこそこ走れると思います」

「あとは当たらないように気をつけなければいけないですね。フリープラクティス1は8割くらい、2日目以降は9割で。100%でいくとクラッシュしちゃいますから(笑)」

 今季道上は、WTCCドライバーであるとともに、F3ワールドカップに参戦するThreeBond Racing with Drago Corseのスーパーバイザーも務めている。ただ、F3はあくまでチームに任せ、「僕はWTCCで、自分の走りがどうできるかに集中しています」という。

「ツーリングカーでマカオは初めてですからね。どれほどの走りができるかと考えたとき、今年マラケシュやポルトガルなど、今季何度か走った市街地レースの集大成だと思っています」

 道上自身は市街地レースの経験はそれほど多くないが、今季比較的成績はいい。22年ぶりのマカオで、道上はどんな走りをみせてくれるのだろうか。

ギア・サーキットのガレージに設けられたホンダのピット
ギア・サーキットのガレージに設けられたボルボのピット
今回WTCCでは、ボルボとホンダ以外は地下駐車場がガレージとなっている。


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