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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.11.16 11:58
更新日: 2017.11.16 14:55

マカオF3ワールドカップ開幕。FP1はセッテ・カマラ首位。日本勢では山下が10番手

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海外レース他 | マカオF3ワールドカップ開幕。FP1はセッテ・カマラ首位。日本勢では山下が10番手

 第64回マカオグランプリは11月16日、ギア・サーキットでFIA F3ワールドカップのフリープラクティス1が行われ、セルジオ・セッテ・カマラ(モトパーク)が2分14秒808でベストタイムをマーク。モトパーク勢が上位を占めた。日本勢では山下健太(B-MAX Racing Team)が10番手につけている。

“F3世界一決定戦”として開催されているマカオGPのF3ワールドカップ。走行初日となったこの日は、朝最初の走行となった二輪のセッション、チャイナ・ツーリングカーの走行に続き、現地時間午前9時35分からF3ワールドカップのフリープラクティス1がスタートした。

 走行開始から多くのマシンは一度ピットに戻るが、積極的に周回を重ねていったのはユアン・ダルバラ(カーリン)、ファン・アメルスフールトのペドロ・ピケ、ラルフ・アーロン、山下、そしてトムスの坪井翔、宮田莉朋ら。その後も多くのマシンがピットイン〜アウトを繰り返しながら周回を重ねていった。

 この日は晴天に恵まれていたものの、昨年よりもタイムは伸びず、上位陣も2分14秒台に留まった。そのなかで、今季FIAヨーロピアンF3でランキング2位となったジョエル・エリクソン(モトパーク)がトップに浮上。モトパーク勢が続いた。終盤にはセッテ・カマラが2分14秒808をマークし首位に。このセッションではヨーロピアンF3勢が上位を占めている。

 フリープラクティス1では最終的に赤旗が出ることはなかったが、チェッカー間際にクラッシュしてしまったのは、2017年の全日本F3でF3-Nチャンピオンを獲得したDRAGON(B-MAX Racing Team)。モーリッシュヒル・ベントでアウト側のバリアにクラッシュしてしまい、右フロントを破損してしまっている。

 日本勢では、マカオGPに4回目の挑戦となる山下が10番手と最上位に。牧野任祐(モトパーク)が14番手、関口雄飛(B-MAX)が15番手。アレックス・パロウ(スリーボンド・ウィズ・ドラゴコルセ)が16番手、坪井が17番手。日本勢は多くのドライバーが事前に語っていたとおり、慎重なフリープラクティス1の走り出しとなった。

ジョエル・エリクソン(モトパーク)
日本勢最上位となった山下健太(B-MAX Racing Team)
坪井翔と宮田莉朋を擁するTeam TOM’S
3台が参戦するB-MAX Racing Team
関口雄飛(B-MAX)
牧野任祐(モトパーク)
アレックス・パロウ(スリーボンド・ウィズ・ドラゴコルセ)
宮田莉朋(トムス)
DRAGON(B-Max Racing Team )
佐藤万璃音(モトパーク)


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