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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.12.02 10:28
更新日: 2017.12.02 10:29

WTCCカタール:ボルボ勢が2冠達成。道上龍はメインレース10位で世界選手権初年度終える

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海外レース他 | WTCCカタール:ボルボ勢が2冠達成。道上龍はメインレース10位で世界選手権初年度終える

 WTCC世界ツーリングカー選手権は12月1日、第10戦カタールの決勝レースが行われ、メインレースで4位を獲得したテッド・ビョーク(ボルボS60 WTCC)が2017年のシリーズチャンピオンに輝いた。

■オープニングレース

 ラーダ・ベスタWTCCを操るケビン・グリーソンをポールシッターとして迎えたオープニングレースでは、2周目の1コーナーで4番手スタートだったメディ・ベナーニ(シトロエンCエリーゼWTCC)がグリーソンをオーバーテイクしてトップに浮上する。

 その後はベナーニがトップを守るも、後方からトム・チルトン(シトロエンCエリーゼWTCC)が接近すると、レース残り3周となった7周目にはサイド・バイ・サイドのバトルに発展した。

 8周目、チルトンはターン12の右コーナーでベナーニのイン側を突くとターン13〜14でオーバーテイクに成功。そのままリードを2.175秒まで広げてトップチェッカーを受けた。

 チャンピオンを争うビョークとノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)は、ビョークが1周目にチームメイトのイバン・ミューラー(ボルボS60 WTCC)を交わして5番手に浮上。

 ミケリスも前を走る僚友エステバン・グエリエリ(ホンダ・シビックWTCC)とともに前を走るボルボ勢のニッキー・キャッツバーグ(ボルボS60 WTCC)攻略を試みるが、ここではキャッツバーグが2台をブロックしてチームメイトを援護。

 最終的にグエリエリがポジションを譲り、ミケリスは9位でチェッカーを受けた。

逆転チャンピオンを賭けて望んだノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)
逆転チャンピオンを賭けて望んだノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)

 これによりビョークとミケリスのポイント差は16.5ポイントまで拡大。しかし、メインレースでは最大30ポイントを獲得できるため、逆転戴冠のチャンスは残してメインレースを迎えることに。


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