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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.12.15 17:16
更新日: 2017.12.15 17:18

豪州SC:ポルシェワークスのアール・バンバーがRBRAのエンデューロ登録に

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海外レース他 | 豪州SC:ポルシェワークスのアール・バンバーがRBRAのエンデューロ登録に

 ポルシェのワークス契約ドライバーを務めるアール・バンバーが、2018年のVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー参戦に向け、チャンピオンチームであるレッドブル・レーシング・オーストラリア、トリプルエイト・レースエンジニアリングと契約。2016年王者シェーン-ヴァン・ギズバーゲン(SVG)とペアを組むこととなった。

 2017年のWEC世界耐久選手権ではティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーとのトリオでル・マン24時間を制した27歳のニュージーランド人は、新たに自らのルーツとなるオセアニア最高峰のツーリングカー・シリーズに挑戦することを明かした。

「正直に言って、バサースト1000への出場やオーストラリアでコドライバーとしてレースをすることは、長年僕自身のレーダーにずっと掛かっていたことなんだ」とバンバー。

 彼の言うコドライバーとは、VASCのシリーズ戦でイベント名に『500』以上の名称が付く長距離レースのうち4戦(サンダウン500、バサースト1000、ゴールドコースト600のみ300kmを2ヒート)にのみ、耐久カップのポイントが授与される『エンデューロ・カップ』の制度が設けられており、そのセカンド登録ドライバーのことを指す。

 その『エンデューロ・カップ』に向け、例年各陣営とも1台のマシンに2ドライバー体制の『助っ人』起用を行うドライバーを登録するのだが、チャンピオンチームであるレッドブル・ホールデンは、タイトル獲得経験者の相棒として現役のル・マン・ウイナーを迎えるという、シリーズにとっても大型契約と呼べるサプライズとなった。

「ポルシェは、僕が昔からそれをやりたがっていることを知っていた。2018年は過去3~4年を振り返っても初めてカレンダーの衝突がない日程になったんだ。だから2018年の可能性に気がついてからすぐに、僕はいくつかのリサーチを始めたんだ」とバンバー。

「シェーン(SVG)は僕の昔からの友人だし、何回かテキストメッセージのやり取りを交わして、すべてはそこから始まっていったんだ」

「スーパーカーに参戦することは長年の夢だった」と語るアール・バンバー(中央)
RBRAは、2018年に新型『ホールデン・コモドアZB』を投入。当初は従来型V8エンジンでの参戦となる


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