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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.01.10 15:31
更新日: 2018.01.10 15:32

TCRドイツ:2台のルノー・メガーヌTCRが参戦へ。2018年も全7戦を予定

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海外レース他 | TCRドイツ:2台のルノー・メガーヌTCRが参戦へ。2018年も全7戦を予定

 オーストリアのブコビッチ・モータースポーツが、ルノースポールの支援のもと設計・開発を進めてきた新型『ルノー・メガーヌTCR』が、2018年シーズンのTCRドイツで実戦デビューを果たす。

 2017年もTCRドイツに参戦し、年末にはすでに2台のメガーヌTCR購入を決めたウォルフ・パワー・レーシングのオリバー・ウォルフ代表は「我々はブコビッチ・モータースポーツの仕事の質に深く感銘を受けた」と、新型マシンの投入に期待を寄せた。

「我々の2018年におけるターゲットは明確であり、それはTCRドイツのシリーズタイトルを懸けて戦うことだ。新型ルノー・メガーヌTCRのパッケージは非常にコンペティティブで、この選択はタイトルを勝ち獲るための重要な要素となるだろう」とウォルフ代表。

 スイスに拠点を置くブコビッチ・モータースポーツは、すでにカスタマーからの要望を受け複数台のマシンを完成させており、2017年内に最初のシェイクダウンテストを完了。それに続いて、フランス・マニクールで集中的な冬季テストプログラムを開始している。

 2リッターのライバル勢より小排気量となる1.8リッターの4気筒直噴ターボを搭載するメガーヌTCRだが、テストでは上々のスピードを披露していると言われ、ブコビッチ・モータースポーツとともにエンジンビルドを手がけたレーマン・モトーレンテクニーク社も、その完成度に手応えを感じているようだ。

 この新型ルノー・メガーヌTCRは、現状13万ユーロ(約1750万円)の販売価格が設定されており、オーダーからの納期は6~8週間程度とアナウンスされている。

2017年末のドイツ、エッセン・モーターショーで2台体制での参戦を発表したウォルフ・パワー・レーシング

すでにシェイクダウンを終えた『ルノー・メガーヌTCR』は、デリバリー直前までテストを続けている

新型『ルノー・メガーヌTCR』の開発を担当したブコビッチ・モータースポーツは、他にも複数のオーダーを抱えていると明かす


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