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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.01.22 11:55
更新日: 2018.01.22 19:44

豪州SC:レッドブル・オーストラリア、新型『ホールデン・コモドアZB』を披露

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海外レース他 | 豪州SC:レッドブル・オーストラリア、新型『ホールデン・コモドアZB』を披露

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに参戦するレッドブル・レーシング・オーストラリア(RBRA)が、2018年に投入するニューカラーリングをまとった新型モデル、『ホールデン・コモドアZB』のラウンチを行った。

 RBRAの運営母体であり、ローランド・デーンが代表を務めるトリプルエイト・レースエンジニアリングは、今季から晴れてホールデン指定のワークスチームとして参戦。名実ともに陣営のフロントラインとして、新型コモドアZBのすべての開発作業を担う。

 この新型モデルは、新たに導入されるGen.2(Next-Gen)規定に則って仕上げられたVASC初のモデルとなり、これまでは5リッターのV8自然吸気OHVのみだったエンジンは、規定上では直列4気筒ターボやV6の採用も認められる。

 これを受けて、ホールデンはGMゼネラル・モーターズとのアライアンスを活用。北米のPWCピレリ・ワールドチャレンジに投入していた『キャデラックATS- V.R. GT3』に搭載されていた3.6リッターV6直噴ツインターボを転用する。 

 ただし、このエンジンは規定初年度を“ワイルドカード”として運用する予定で、10月に開催されるシリーズ最大の祭典である“バサースト1000”を含め、数戦のみの搭載に留められる。それ以外のラウンドでは、昨年までのコモドアVFに積まれた5リッターV8自然吸気OHVがキャリーオーバーされる。

 すべてのマシンがFIA規定準拠の共通パイプフレームとなるシャシーは、サブフレームやサスペンション・ピックアップ・ポイントなど開発範囲が制限されているものの、すでにこの新型コモドアZBは17年9月にシェイクダウンを完了。11月中旬には3度にわたるシリーズ主催のエアロテストもクリアしている。

GMのドイツ工場で生産される5ドアハッチバック・ボディのZB型をベースとする新型モデル
Gen.2規定では、エンジンの他に4ドアのみだった規定を5ドアや2ドアクーペでも参戦可能とした
昨年前人未到の7度目王者となったジェイミー・ウィンカップ(右)と、2016年王者のSVGが引き続きRBRAに残留


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