3日水曜日、フランスのマニ−クール・サーキットで、2016年から採用されるGP3新型車両のシェイクダウンテストが行われ、参戦チームが初めてこのクルマを走らせる機会を得た。
今季のGP3選手権に参加する7チームは、このテストでそれぞれ1台の真新しいGP3/16を使用した。テストは木曜日までの2日間にわたって行われる。
大部分のチームがすでに契約を交わしたレースドライバーを走らせるなかで、カンポス・レーシングは初日の午前中に元F1ドライバーのギド・バン・デル・ガルデにステアリングを託した。彼はカンポスとの関係が深く、チームがアダックスと名乗っていた時代にドライバーとしてGP2に参戦している。また、チームの新人シュタイン・ショートホーストとも親しい間柄で、午後にはショートホーストがカンポスのマシンを引き継いだ。バン・デル・ガルデは、今季はJOTAスポーツの一員としてLMP2で戦う。
あいにくのウェットとなった午前のセッションで最初に新車をコースに送り出したのは、今季からGP3に参戦するDAMSだった。ドライバーはイギリス人のジェイク・ヒューズだ。
全車のラップタイムは公開されなかったが、午前中のベストラップはマクラーレンのジュニアドライバー、ニック・デ・フリースが記録した。また、路面が徐々に乾いて大半のチームがスリックを選んだ午後のセッションでは、トライデントのサンディー・スタビックが最速だった。参加した7チームの合計周回数は323周に達した。