BTCCイギリス・ツーリングカー選手権で『スバル・レヴォーグGT』を走らせるチームBMRは、シリーズの名物ドライバーであり“悪童”の異名をとるジェイソン・プラトと4年目の契約を結び、チームに残留することを発表。プラトにとって3度目となる王者獲得を目指すこととなった。
現在50歳のプラトは、2015年にBMRレーシングに加入。ウォーレン・スコットと彼のチームであるBMRの躍進に貢献し、翌年にはブランニューとなる『スバル・レヴォーグGT』のシリーズ投入と、その開発推進役も務めた。
プラトはBTCCの創設60周年記念となる節目の2018年シーズンに向け、昨季新王者となったアシュリー・サットンとのペアを継続。チームのセカンドドライバーとして、参戦以来初となるドライバーズランキング8位以内でのフィニッシュを逃した困難なシーズンを経て、自身3度目の王座獲得に集中すると語った。
「2018年は本当に楽しみにしている。エイドリアン・フラックスとチームBMRのスバル・レヴォーグGTがグリッド上でシャープな勢いを取り戻し、再びトップグループで戦う姿を見せなければならないからね」とプラト。
「いくつかの刺激的な新しいアップデートの開発が進行中だし、4月まで本当に待ちきれない気分だよ」
チーム代表兼ドライバーであるウォーレン・スコットと、スバルUKのマネージングディレクターを務めるポール・タニクリフは、揃ってこの大ベテランとの契約更新を歓迎するコメントを残した。
「2018年シーズンのスバル・レヴォーグGTのドライバーズシートに、プラトを引き続き起用できて本当に喜んでいる」とタニクリフ。
「彼の経験はチームにとって非常に貴重なもので、成功を収めた17年に続いてレヴォーグをさらに強いマシンに育て上げる原動力になるだろう。彼のドライブで、スバルUKとチームBMRが引き続きBTCCでの成功を継続できると確信している」