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2018.02.13

WTCR:”王者と伝説”の強力タッグ。イバン・ミューラー・レーシングがヒュンダイで参戦


 WTCC世界ツーリングカー選手権ラストイヤーの2017年に王座を獲得し、“WTCC最後のチャンピオン”となったテッド・ビョークと、WTCC史上もっとも成功を収めた“ツーリングカー・レジェンド”のイバン・ミューラーが、チームメイトとして2018年のWTCRワールド・ツーリングカー・カップに参戦すると発表した。

 WTCCで4度のドライバーズタイトル獲得経験を持ち、現役引退を表明した2017年以降はボルボ・ポールスター・シアン・レーシングのアドバイザーとして活動してきたミューラーは、2018年に新設されるWTCRに向け、自らのチームであるイバン・ミューラー・レーシング(YMR)で参戦。2台のヒュンダイi30 N TCRを投入するとアナウンスした。

 リタイア宣言から一転、現役復帰を果たすと同時にチーム監督の役割も担うこととなったミューラーのチームメイトには、ポールスター時代の同僚で2017年のWTCC王者となったビョークを起用。WTCRのグリッド上でもっとも強力なタッグが結成されることとなった。

 2016年シーズンを最後に現役ツーリングカー・ドライバーからの引退を表明していたミューラーは、フランス国内を中心に活動する自らの名を冠したチームを立ち上げると同時に、WTCC制覇に向け体制強化を狙ったボルボ・ポールスターの職務も兼任。最終戦カタールでは超強力な“助っ人ドライバー”として1戦限りの復帰を果たし、ボルボS60ポールスターTC1をドライブし、見事にビョークの初王座獲得をアシストする離れ業を演じてみせた。

 そのポールスターでの仕事で強力なアライアンスを築いたミューラーとビョークは、WTCCとTCRインターナショナル・シリーズが統合して新たに誕生したFIA WTCR参戦に向け共闘。ミューラーは「かつての目標とは違うところに、今の私のモチベーションはある」と、この新たな挑戦に対してのアプローチを語った。

「私はすでに自分自身のドライバーとしてのキャリアは終えている。今、フォーカスしているのは自分自身のリザルトよりも、チームビルディングの面。強い組織を作り上げる点にあるんだ」

「だから、YMRにテッド(・ビョーク)が関与してくれたことは本当にうれしい。彼は私を信頼してくれているし、私も彼を信頼している。彼が偉大なドライバーであることに疑いの余地は無いし、昨年ポールスターで彼と一緒に過ごしたことで、その事実をよく知っているんだ」

WTCC参戦2年目となる2017年に、自身初のドライバーズチャンピオンに輝いたテッド・ビョーク
WTCR参戦初年度に向け、イバン・ミューラー・レーシングは「ヒュンダイ i30 N TCR」をチョイス
2016年限りでWTCCから引退したイバン・ミューラーだが、17年はボルボ・ポールスターのアドバイザーとしてチームに帯同した


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