スポーツカーレースで数々の勝利を飾ってきたスクーデリア・コルサは、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと提携し、ベテランのオリオール・セルビアを第102回インディ500で起用することを発表した。
ル・マン24時間レースやセブリング12時間などに勝利し、IMSAのGTデイトナクラスでは2015年から3連覇を達成しているアメリカの強豪スポーツカーチームのスクーデリア・コルサが世界三大レースのひとつ、インディ500に挑むこととなった。
スクーデリア・コルサは、グラハム・レイホールと佐藤琢磨を擁するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと提携。ドライバーとして起用するのはベテランのスペイン人オリオール・セルビアだ。
チャンプカーやインディカーなどアメリカのオープンホイールシリーズで長く活躍したセルビア。ここ数年はインディ500へスポット参戦を続け、昨年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでインディ500とデトロイトのダブルヘッダーに出場。さらにファン・パブロ・モントーヤと共にユニバーサルエアロの開発ドライバーを務めていた。
「レース界でもっともスぺクタクルな光景で競うことは名誉なことだ。この素晴らしいレースの伝統の一部になることは、スクーデリア・コルサのためにいつも想像していたことであり、今年のブリックヤードを走行するのはゾクゾクするね」
「ベテランのインディカー・ドライバーであるオリオール・セルビアを起用し、優秀で確立されたボビー・レイホールと彼のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングというチームと提携することに興奮しているよ」とスクーデリア・コルサのオーナーを務めるジャコモ・マッティオーリは声明。