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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.04.08 21:40
更新日: 2018.04.08 21:43

F2第1戦バーレーン レース2:福住が8位。牧野はアクシデントが響き入賞ならず

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海外レース他 | F2第1戦バーレーン レース2:福住が8位。牧野はアクシデントが響き入賞ならず

 2018年FIA F2第1戦バーレーンのレース2が4月8日に開催され、アルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)が優勝。日本の福住仁嶺(アーデン)は8位、牧野任祐(ロシアンタイム)は17位だった。

 レース2は23周、ピットインの義務はなく、前日に行われたレース1のトップ8がリバースグリッドとなり、ポールポジションはレース1で8位だったマキシミリアン・ギュンター(アーデン)、福住は18番手、牧野は19番手からのスタートとなる。

 フォーメーションラップ開始となったその時、ショーン・ジェラエル(プレマ)とニコラス・ラティフィ(DAMS)がダミーグリッド上でエンジンストール。2台はピットスタートを強いられることとなった。

 レースは、ニック・デ・フリース(プレマ)がスタートダッシュを決めホールショットを奪い、ポールスタートのギュンターは2番手にポジションを落とした。18番手スタートの福住はオープニングラップで一気にポジションを上げ、10番手でオープニングラップを終える。

 その福住は、2周目の4コーナーでアルジュン・マイニ(トライデント)をオーバーテイクし、9番手にポジションアップを果たす。

 5周目、牧野はロイ・ニッサニー(カンポス)と接触しフロントウイングを破損。ウイング交換のためピットインを強いられ17番手に転落してしまった。

 トップを行くデ・フリースは9周目にピットイン。ミディアムタイヤからソフトタイヤに交換する作戦を採り13番手でコース復帰。これによりマルケロフがトップに立つ。それをみた6番手のルイス・デルトラズ(チャロウズ)、7番手のアントニオ・フォコ(チャロウズ)もタイヤ交換を敢行する。

 昨年、バーレーンのレース2を制したシャルル・ルクレールと同様の戦略を採ったデ・フリースは、レースのファステストタイムを刻みながら上位陣を追い上げていく。19周目には5番手に浮上するも反撃はここまで。表彰台争いに絡むことはできなかった。

 残り3周。レース1優勝のランド・ノリス(カーリン)が3番手を行くセルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)に接近。ノリスは再三セッテ・カマラに並びかけるもオーバーテイクには至らず、セッテ・カマラはポジションを守りきり3位表彰台を獲得した。

 福住のチームメイトであるギュンターは、ブレーキロックの症状に悩まされながらもポジションを死守し、見事2位フィニッシュを果たす。

 優勝はノーピット作戦でタイヤを労り走りきったマルケロフ。レース1に続き2戦連続の表彰台を獲得してみせた。

 福住は8位入賞、牧野は序盤の接触が響き17位フィニッシュとなった。

 FIA F2第2戦アゼルバイジャンは4月27~29日に開催される。

Pos No Driver Team Time/Gap
1 1 A.マルケロフ ロシアンタイム 42’42.161
2 11 M.ギュンター アーデン 2.105
3 18 S.セッテ・カマラ カーリン 3.803
4 19 L.ノリス カーリン 5.043
5 4 N.デ・フリース プレマ・レーシング 10.265
6 14 L.ギオット カンポス 15.696
7 10 R.ボシュング MPモータースポーツ 23.511
8 12 福住仁嶺 アーデン 24.582
9 20 L.デルトラズ チャロウズ 25.194
10 6 N.ラティフィ ダムス 25.687
11 9 R.メリ MPモータースポーツ 25.804
12 21 A.フォコ チャロウズ 26.638
13 5 A.アルボン ダムス 31.759
14 16 A.マイニ トライデント 36.793
15 15 R.ニッサニー カンポス 43.989
16 3 S.ジェラエル プレマ・レーシング 57.845
17 2 牧野任祐 ロシアンタイム 1’03.819
18 7 J.エイトケン ART 1’39.757
19 8 G.ラッセル ART 1Lap
20 17 S.フェルッチ トライデント 1Lap

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