WTCC世界ツーリングカー選手権第8ラウンドは7日、アルゼンチンのテルマス・リオ・ホンドでオープニングレース、メインレースが行われ、オープニングレースはトム・チルトン(シトロエンC-エリーゼWTCC)が、メインレースは地元アルゼンチンのホセ-マリア・ロペスが制した。
第7ラウンドのポルトガル戦から約1ヶ月のインターバルを経て、WTCCは王者ロペスの地元アルゼンチン戦を迎えた。ロペスにとっては2013年にスポット参戦して優勝を飾って以来、非常にゲンの良いサーキットだ。
迎えた6日のフリープラクティスでは、1回目、2回目ともに今回スポット参戦しているエステバン・グエルエリ(シボレーRMLクルーズTC1)がいきなりのトップタイムをマーク。1回目はイバン・ミューラー(シトロエンC-エリーゼWTCC)が2番手に、2回目はロペスが2番手につけ、アルゼンチン人ドライバーのワン・ツーとなった。
しかし、予選ではグエルエリは惜しくもQ2進出にわずかに届かず、5番手どまり。Q3にはロペス、ノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)、トム・コロネル(シボレーRMLクルーズTC1)、ミューラーが進出。Q3ではロペスがミケリスをおさえポールポジションを獲得した。予選後のMAC3では、ホンダが勝利を飾っている。