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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.05.16 13:48
更新日: 2018.07.19 17:40

佐藤万璃音、ヨーロピアンF3開幕戦でポイント獲得も「2度も心臓が止まりかけた」

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海外レース他 | 佐藤万璃音、ヨーロピアンF3開幕戦でポイント獲得も「2度も心臓が止まりかけた」

 2018年、シリーズ唯一の日本人ドライバーとしてFIAヨーロピアンF3選手権に参戦している佐藤万璃音(モトパーク)。5月11~13日に行われた開幕戦フランス・ポー大会では3戦中2戦でポイントを獲得する走りをみせた。

 今季もモトパークからヨーロピアンF3へフル参戦し、シリーズ2年目に挑む万璃音。12日には19歳の誕生日を迎え、チーム代表から“顔面ケーキ”による祝福を受けるなど、在籍2年目のチームとも絆を深めている。

 誕生日前日の11日に行われた公式予選1回目で予選B組6番手、総合11番手タイムを記録した万璃音は、12日の決勝レース1で上位ドライバーがエンジン交換を行ったこともあり10番手からスタート。

 万璃音は、追い越しが難しい市街地コースでの1戦ながら、危なげない走りで1台を交わすと9位でチェッカー。19歳初戦でポイントを獲得してみせた。

 決勝レース1後に行われた予選2回目は雨が降り出した影響で難しいコンディションとなり、レース2を14番手、レース3を10番手からスタートすることに。

 明けた13日の決勝レース2は1コーナーへの飛び込みで後方から追突され、前方の車両に激突。万璃音のマシンは前後にダメージを負ってしまい、思うようにペースを上げられなくなってしまう。

 加えて、レース中盤には並走していたライバルを黄旗区間で追い越したと判定されドライブスルーペナルティ。完走19台中18位と下位に沈んだ。

 最終レース3はスタート直前に雨が降り出しウエットコンディションで幕を開ける。スタートでは前方グリッドのマシンがエンジンストールしたため、万璃音は加速が鈍り、ポジションをふたつ落としてしまう。

 8周目、万璃音の前を走っていたマーカス・アームストロング(プレマ・セオドール・レーシング)とフェルディナンド・ハプスブルク(カーリン)がクラッシュしたため、セーフティカーが導入されると、雨あしが強まった影響でレースは11周で赤旗終了。万璃音は10位に入り、週末2回目のポイント獲得を果たした。

■「レース3は2度も心臓が止まりかけた」


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