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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.07.08 18:30
更新日: 2018.07.08 18:32

FIA F2第7戦イギリス レース2:ギュンターがF2初優勝。牧野は11位、福住は出走できず

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海外レース他 | FIA F2第7戦イギリス レース2:ギュンターがF2初優勝。牧野は11位、福住は出走できず

 7月8日(日)、イギリスのシルバーストンでFIA F2第7戦レース2が開催されマキシミリアン・ギュンター(アーデン)が優勝。日本の牧野任祐(ロシアンタイム)は11位、福住仁嶺(アーデン)はレース開始前のグリッド上でマシントラブルが発生し、レースを欠場した。

 スプリントレースとして行われるレース2の周回数は21周。タイヤ交換の義務はない。

 牧野は12番手スタート、レース1でリタイアを喫した福住は20番手からのスタート。福住のチームメイト、ギュンターがポールポジションからのスタートとなる。

 福住はダミーグリッドにつけるも、マシントラブルが発生。決勝スタートを前にマシンを降りている。

 オープニングラップ、セルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)がニコラス・ラティフィ(ダムス)と接触し、フロントウイングが脱落。ピットインを強いられた。

 一方、ポールスタートのギュンターは快調にトップを走行。牧野はポジションをひとつ落とし13番手でレース序盤を終える。

 6周目、7番手からスタートしたジョージ・ラッセル(ART)がルカ・ギオット(カンポス)をパスし6番手に浮上。さらに8周目にはアントニオ・フォコ(チャロウズ)を、11周目にはルイス・デルトラズ(チャロウズ)を交わし4番手につけた。

 10番手スタートのランド・ノリス(カーリン)はレース中盤に速さをみせ、12周目までに7番手に浮上してみせた。

 14周目、ラッセルはアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)を交わし表彰台圏内の3番手に浮上する。

 ノリスは15周目のターン6で、アントニオ・フォコ(チャロウズ)に対しアウト側から並びかける。コース外に押し出されたノリスは、コースに戻るときフォコに接触。フォコはマシンにダメージを負い、リタイアを強いられ、さらにノリスをコース外に追いやったとして10秒ペナルティが科された。

 このクラッシュでバーチャルセーフティカーが導入される。VSCが解除されると17周目、6番手につけていたノリスがデルトラズをパス。5番手に浮上した。

 18周目、3番手につけていたラッセルがニック・デ・フリース(プレマ)を交わし2番手につける。

 ペースの上がらないデ・フリースに対し、マルケロフとノリスが接近。ノリスは14、15コーナーでマルケロフとデ・フリースの2台を一気にパスし、表彰台圏内の3番手に滑り込んだ。

 トップを行くギュンターは最終周、2番手のラッセルに接近されるも何とか抑えきり優勝。FIA F2初優勝を飾った。3位には10番手スタートのノリスがつけた。

 序盤に13番手を走行していた牧野は、レース終盤にポジションをあげ、11位でレースを終えている。

 FIA F2第8戦ハンガリーは7月27~29日。ハンガロリンクで開催される。

牧野任祐(ロシアンタイム)

■FIA F2第7戦イギリス レース2 順位結果

Pos No Driver Team Time/Gap
1 11 M.ギュンター アーデン 37’09.802
2 8 G.ラッセル ART 0.520
3 19 L.ノリス カーリン 2.504
4 1 A.マルケロフ ロシアンタイム 9.924
5 20 L.デルトラズ チャロウズ 12.005
6 14 L.ギオット カンポス 13.051
7 4 N.デ・フリース プレマ・レーシング 13.929
8 5 A.アルボン ダムス 14.006
9 10 R.ボシュング MPモータースポーツ 14.684
10 9 R.メリ MPモータースポーツ 16.487
11 2 牧野任祐 ロシアンタイム 19.632
12 7 J.エイトケン ART 23.653
13 16 A.マイニ トライデント 24.040
14 17 S.フェルッチ トライデント 27.718
15 15 R.ニッサニー カンポス 32.165
16 3 S.ゲラエル プレマ・レーシング 33.318
17 6 N.ラティフィ ダムス 34.042
18 18 S.セッテ・カマラ カーリン 47.912
NC 21 A.フォコ チャロウズ DNF
NC 12 福住仁嶺 アーデン DNS

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