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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.08.02 06:52
更新日: 2018.08.01 18:58

フォーミュラE併催のジャガー電動ワンメイクにレイホール・レターマンが女性ドライバー起用し参戦

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海外レース他 | フォーミュラE併催のジャガー電動ワンメイクにレイホール・レターマンが女性ドライバー起用し参戦

 ABBフォーミュラE選手権のサポートレースとして2018/19年シーズンからの開催が予定されている電動ツーリングカーのワンメイク、ジャガーI-PACE eトロフィー。その最初のレギュラードライバーとして、キャサリン・レッグの参戦がアナウンスされた。

 レッグはフォーミュラE創設年の2014年シーズンに、アムリン・アグリから開幕2戦にエントリーした経験があるイギリス人女性ドライバー、ジャガー・eトロフィーにはレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)から参戦する。

 インディカー・シリーズなどに参戦しているRLLRは、ジャガー・eトロフィーへ早くからコミットメントを表明しており、計20台が揃う予定の新シリーズでイニシアチブを握るチームになるとの見方が強い。

「私はフォーミュラEのシリーズ創世記から関わっていて、近年の電気自動車市場と電動モータースポーツの成長に強い感銘を受けてきた」とレッグ。

「それと同時に、私は過去10年間ボビー(レイホール)のためにドライブしたいと、ずっと思い続けてきた。その意味でも、今回の契約は私にとって夢が実現したような気分よ」

「ジャガーのようにグローバルで展開する、英国を代表するブランドのクルマに乗り、フルエレクトリックの“革新的なレース”に参戦することは、私にとって最高のチャレンジであり、とても興奮しているわ」

 シングルシーターでは北米のチャンプカーやインディカー、そしてツーリングカーではDTMドイツ・ツーリングカー選手権にも参戦したレッグは、現在IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTデイトナクラスで、マイケル・シャンク・レーシングのアキュラNSX GT3をドライブしている。

 RLLRとしてはレッグに続くセカンドドライバーに関して、9月にイギリスで開催されるジャガー・eトロフィー初の公式テストを前にアナウンスしたいと考えている。

「私は何年もの間、彼女のキャリアを見続けていて、そのパフォーマンスとセルフコントロールの素晴らしさにいつも感銘を受けてきたんだ」と語るのは、チーム代表兼共同オーナーのボビー・レイホール。

ジャガー初のフルEVモデルとして近日中のデビューが決まっている『ジャガー・I-PACE』
2014年のFE初開催ラウンド、北京とプトラジャヤ戦にエントリーしていたキャサリン・レッグ
ジャガーI-PACE eトロフィーは、すでに2017/18シーズンのベルリン戦でデモランも披露している


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