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投稿日: 2018.08.03 14:42
更新日: 2018.11.22 12:13

電動ツーリングカーシリーズ・E TCR用『セアト・クプラe-Racer』が初テスト実施


海外レース他 | 電動ツーリングカーシリーズ・E TCR用『セアト・クプラe-Racer』が初テスト実施

 電動ツーリングカーの新シリーズ、E-TCRに向けスペインのセアトが開発中のフルEVマシン『セアト・クプラe-Racer』が、7月初旬にクロアチアで行ったバッテリーパック搭載の動作確認テストに続き、ジョルディ・ジェネのドライブで初のシェイクダウンテストを行なった。

 これまですべての電子機器、電装品、バッテリーパック、冷却システム、駆動系は個別にテストが続けられてきており、セアトの高性能車部門として新名称を採用した”クプラ”の開発部隊は、この7月初旬にクロアチア・ザグレブ近郊にあるトラックですべての要素を統合し、車載した状態での初テストを実施した。

 現在TCRシリーズに参戦する『セアト・クプラTCR』のシャシーをベースに、フルEV車両として改良が施されたこのエレクトリック・ツーリングカーの心臓部には、6072個の丸型セルで構成されたバッテリーパックが搭載されており、その容量は一般的な携帯電話のバッテリー約9000個分に相当する。

 そのテストでコンパイルされたデータを元に、レーストラック用の出力マネジメント・プログラムを実装した『セアト・クプラe-Racer』は、7月最終週にスペイン・バルセロナ近郊にある全長4.144mのパルクモーター・カステーリョに運び込まれ、WTCC世界ツーリングカー選手権の優勝経験者で、セアトの開発ドライバーを務めるジョルディ・ジェネにステアリングが託された。

 クプラのテクニカルチームが見守るなか、シェイクダウンテストを開始したマシンは、電気モーターの最大出力をモニタリングしながら一連の動的テストとマネジメントプログラムの検証作業を行い、無事に予定していたすべてのテストプログラムを完了した。

加速力と低重心化によるフィーリングを絶賛も、ブレーキングには課題アリ

7月初旬にクロアチアでシステム搭載テストを行い、その月末にスペインでのシェイクダウンを敢行した
フロア面に6072個の丸型セルで構成されたバッテリーパックを搭載する


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