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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.08.16 11:13
更新日: 2019.03.21 16:33

DTM:2019年、アウディとBMWは各8台を投入か。アウディはカスタマーチーム参戦容認を求める

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海外レース他 | DTM:2019年、アウディとBMWは各8台を投入か。アウディはカスタマーチーム参戦容認を求める

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦しているアウディは、2018年限りでメルセデスAMGがシリーズを撤退したあとの2019年に、2台のアウディRS5 DTMを追加投入し、8台体制での活動を計画していると明かした。また、BMWも同様の方針を採っており最低16台がグリッドに並ぶとしたほか、早期にレギュレーションを変更したうえでカスタマーチーム参戦を容認することも望んでいる。

 現在、アウディとBMWはそれぞれ6台のワークスマシンをシリーズに送り込んでおり、3チームが運営を担当。アウディはアプト・スポーツライン、フェニックス・レーシング、チーム・ロズベルグが、アウディスポーツの技術支援を受けてその役割を担ってきた。

 DTMでは2018年末にHWAが運営を担ったメルセデスAMがシリーズから撤退するため、参戦台数減少は避けられない情勢となっており、残るアウディとBMWは新たなマニュファクチャラーのチャンピオンシップ参入が果たされるまで、参戦台数を確保する重圧にさらされる。

 ただし、両メーカーともワークスプログラムのもとで8台ものマシンを走らせることは財政面と運営面などから実現には「疑問符がつく」としており、アウディは来季に向け2台のアウディRS5 DTMを「何らかのカスタマープログラムによる運用」で追加投入したいと考えているようだ。

 カスタマーチームの参戦が認められれば、メーカーが支援するワークス車両と、カスタマープログラムのチームがまったく同じマシン、同じ装備を使用して選手権が争われることになる。

「議論はまだ本当の初期段階だが、少なくとも1メーカーあたり最低2台はグリッド上に追加することを試みる必要があると思う」と語るのは、アウディスポーツの代表を務めるディーター・ガス。

現在は3チーム、6台体制でエントリーするアウディ、BMW、そしてメルセデスの各陣営
カスタマーチーム参戦が容認されれば、ファクトリーチーム同様の最新機材が提供される
空力規定の変更などで、2018年は苦戦を強いられているアウディスポーツ陣営


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