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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.07 13:12
更新日: 2018.09.11 13:13

STC2000第8戦:雨の市街地ナイトレースはルノー・フルーエンスGTが勝利

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海外レース他 | STC2000第8戦:雨の市街地ナイトレースはルノー・フルーエンスGTが勝利

 南米アルゼンチン最大のツーリングカー選手権、スーパーTC2000(STC2000)の第8戦が、9月1~2日にサンタフェ市街地コースで開催され、ナイトレースとなった土曜予選レースはルノー・フルーエンスGTのリオネル・ペーニャがウエットバトルを制して勝利。日曜のフューチャーレースは2016年王者アグスティン・カナピノ(シボレーYPFクルーズ)が勝ち、直近4戦で3勝を挙げるなど好調を維持している。

 今季のシリーズ初開催となる土曜ナイトレースを前に、アルゼンチン北部サンタフェ州の州都である交易拠点の街は午後を通じて雨模様に。レース開始30分前に雨は上がったものの、まだ公道舗装にはかなりの水量が残る状態となり、21周のレースはセーフティカー(SC)先導により幕を明けた。

 フロントロウに並んだのは、前戦オベーラの週末で完璧な連勝劇を見せたシボレーのカナピノで、2番グリッドにルノーのペーニャ、同じく3番手に現王者のファクンド・アルドゥソ(ルノー・フルーエンスGT)、4番手にシトロエン・トタル・アルゼンティーナのファクンド・チャプル(シトロエンC4ラウンジ)のセカンドロウでレースはスタート。

 SCランが明けグリーンフラッグとなったところでポールのカナピノが順調にリードを広げると、その後方4番手のチャプルが、ルノー2台を立て続けにかわして、2周目までにシボレーの背後2番手浮上に成功する。

 そのまま好調カナピノのテールに張り付いたシトロエンC4ラウンジは、3周目のシケインに向けブレーキング競争となり、わずかにドアを閉じた首位シボレーの動きが仇となり、カナピノは弾き出される形でコースオフ。トラック復帰はかなわず、ここまで連勝中の2016年王者は早くも姿を消すことに。

初開催の土曜クオリファイレースは、濡れた夜道の難コンディションレースに
レース前には、ショーカーを使用した市街地デモランも実施された
土曜のレース序盤をかき回したシトロエンC4ラウンジのファクンド・チャプルは派手なリタイアに
SC明けのリスタート以降は、ルノー同士のチームメイトバトルが勃発


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