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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.18 15:04
更新日: 2019.03.20 23:47

WTCR:元DTM王者ティモ・シャイダーがミュニッヒ加入、後半戦でシビックをドライブ

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海外レース他 | WTCR:元DTM王者ティモ・シャイダーがミュニッヒ加入、後半戦でシビックをドライブ

 WTCR世界ツーリングカー・カップに参戦中のミュニッヒ・モータースポーツは、2018年シーズン残りの4戦に向け、DTMドイツ・ツーリングカー選手権で2度のチャンピオンを獲得した経験を持つティモ・シャイダーを起用すると発表した。レギュラーのエステバン・グエリエリ、ヤン・アーチャーのドライバーズタイトル獲得をアシストすべく、3台目のFK8ホンダ・シビック・タイプRを託すこととなる。

 2008年と2009年のDTMで連覇を果たし、ツーリングカーの世界で確固たる実力を証明してきたシャイダーが、2018年から始まったTCR規定シリーズの最高峰WTCRに初参戦する。ここまでの欧州ラウンドで3台目のマシンをドライブしていたジェームス・トンプソンのマシンを引き継ぎ、残りのシーズンを戦うこととなったのだ。

 開幕から5戦という契約で、第5戦ヴィラレアルを最後にチームを離れたイギリス人の名手に代わり、新たにミュニッヒに加入した39歳のドイツ人は2016年までDTMで活躍。引退後は同じくミュニッヒとのジョイントでWorldRX世界ラリークロス選手権にも挑戦し、セアト・イビーザRXスーパーカーやアウディA1、さらにMJPレーシング・チーム・オーストラリアのフォード・フィエスタRXスーパーカーEvo.3などをドライブしてきた。

 今季も引き続きラリークロスの世界に身を置き、新たにルノー・メガーヌR.S.RXスーパーカーを開発したGCコンペティション(GCK)のテストドライバーとして、イギリスのプロドライブとともに車両開発を担当していた。

 そんな経験豊富なシャイダーにとっても、TCR規定マシンと前輪駆動のツーリングカーは初めての体験になるという。

「長いキャリアを通じてどれほどの経験を積んでいたとしても、シーズン途中から新しいチャンピオンシップに参戦するのはハードなチャレンジになる」と慎重な態度をみせるシャイダー。

「でも、新しい挑戦が大好きな自分のキャラクターを活かして、できる限り良いリザルトを得るために最大限の努力をするつもりだよ」

■シャイダー「FFマシンが楽しみだし、マカオで走れるなんて最高」

FIAカップ格式としてスタートしたWTCRに、3台のFK8ホンダ・シビック・タイプRを投入するミュニッヒ・モータースポーツ
ティモ・シャイダーとしても、2度のDTMタイトル、WorldRX参戦のキャリアを経て、FFツーリングカーは初挑戦となる


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