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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.11.06 05:54
更新日: 2018.11.05 19:26

豪州SCの2015年王者マーク・ウインターボトム、13シーズンを過ごしたティックフォードを離脱

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海外レース他 | 豪州SCの2015年王者マーク・ウインターボトム、13シーズンを過ごしたティックフォードを離脱

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの2015年チャンピオンで、シリーズを代表するドライバーのひとりであるマーク・ウインターボトムが、13シーズンを過ごしたティックフォード・レーシングから2018年限りで離脱することを表明した。

 2006年にフォード陣営の一員となり、2013年にはバサースト1000ウイナーにもなったウインターボトムは、2018年シーズンも残り2戦となった第15戦オークランド・スーパースプリントのパドックで、ともに通算38勝を記録したフォードからの離脱を発表。パドックに大きな衝撃をもたらした。

 今季のバサースト1000を終えるまでは、ティックフォードとの契約続行が濃厚だと見られていた37歳のウインターボトムだが、ここへきて急転直下。チャーリー・シュワルコート率いるチーム18、プレストン・ハイア・レーシングへの移籍を決断し、2019年からはホールデン陣営で戦うこととなった。

 この離脱に際し声明を発表したティックフォードは、その文面でもウインターボトムの愛称である“フロスティ”の呼称を用いて、チームの功労者に対し最大限の気持ちを込めた惜別の言葉を贈った。

「彼は2019年シーズンにティックフォードには残らないことを決めた。“フロスティ”は2006年以来、私たちの家族の一員でありともに夢のような13シーズンを過ごしてきた」

「バサースト1000を制覇し、130以上の表彰台を獲得し、2015年にはシリーズタイトルも手に入れた。ドライバーとチームのコンビネーションでここまで成功を収めた例は数えるほどしかないだろう」

「そのパートナーシップが今季限りで終わることを、とても悲しんでいる。しかし我々がともに成し遂げた成果は今後も輝きを失うことはないだろう。まだ我々の仕事は残っている。最終戦も、彼とともに最後の栄光を勝ち獲るために全力を尽くす」

第15戦の木曜に発表を行ったマーク・ウインターボトムは、家族を伴ってサーキット入り
今季は最終2戦を前にランキング13位、表彰台わずか1回と不振に喘いでいた
オークランドのパドックでは、フォード・オーストラリアがサプライズで感謝の意を示すイベントを催した


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