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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.12.10 15:42
更新日: 2018.12.10 15:43

2019年、豪州スーパーカーに登場の『フォード・マスタング』、総勢7台体制での参戦が濃厚に

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海外レース他 | 2019年、豪州スーパーカーに登場の『フォード・マスタング』、総勢7台体制での参戦が濃厚に

 2019年シーズンからVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに投入される新型モデル『フォード・マスタング・スーパーカー』を製作するティックフォード・レーシングは、2018年にプライベーターチームとして参戦した23Red Racingへのワークスカー供給契約を締結。2台のマスタングを製造し、自チームの3台と合わせて5台体制へ拡大することとなった。

 同じくフォード系トップチームのDJRチーム・ペンスキー、シェルVパワー・レーシングの2台体制と合わせて、2019年は都合7台のマスタングがグリッドに並ぶことが決定的となった。

 長い伝統を持つV8スーパーカー時代から数えても、VASC史上初の2ドアクーペのスポーツカーベースとなるマスタングへの注目度が日に日に高まるなか、ワークスサポートを受けるティックフォードは23Redを陣営に引き入れ、サテライトチームとしての位置付けを強化する決断を下した。

 工作機器メーカーであるMilwaukee(ミルウォーキー)のスポンサードで2018年からシングルカー体制でのシリーズ参入を果たした23Red Racingは、引き続きウィル・デイビソンを起用。2台目は現状ワイルドカード扱いとしているものの、「製造中の2台目をシリーズに投入する可能性は非常に高い」と、チーム代表のフィル・マンディは来季プランを説明する。

「2台目をグリッドに並べる適切な機会が訪れたと感じている。(下部カテゴリーの)スーパー2卒業生がそのリストにずらりと名を連ねていて、高い関心を寄せてくれている。現状、明確な計画が固まったわけではないが、彼らにチャンスを提供することができれば最高だ」とマンディ代表。

 一方、ティックフォード共同オーナーのロッド・ナッシュも、「23Red Milwaukee Racingが、2019年からティックフォード陣営に加入してくれることにワクワクしている」と、喜びを語った。

「我々は(カスタマー契約を結んだ)2018年のデビューシーズンを通じて、非常に強固な関係を築いてきた。そのチーム結集の勢いを継続し、それを基盤とした戦いが進められると期待している」

 2018年には自チームで4台のフォード・ファルコンFG-Xを走らせていたティックフォード・レーシングだが、最終戦を前にチームの大黒柱というべきマーク・ウインターボトムが、13年間所属したチームからの離脱を表明。

すでにDJRチーム・ペンスキーとフォード・パフォーマンス主導でテスト走行を開始
2018年からVASC参入を果たした23Red Milwaukee Racingがティックフォードとジョイント体制に
DJRやプロドライブ、エレバス、テクノなど数多くのチームを渡り歩いてきたベテラン、ウィル・デイビソン


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