12月15日に第5シーズンにあたる2018/19年シーズンが開幕するABBフォーミュラE選手権のサポートカテゴリーとして、今季から本格始動する電気自動車のワンメイクシリーズ『ジャガーIペース eトロフィー』。その開幕戦サウジアラビア・リヤドのディルイーヤ市街地戦には全11台のマシンがエントリーする。
全13戦で構成されるフォーミュラEカレンダーのうち、全10戦で併催されるIペース eトロフィーは、シリーズレギュラーとなる各エントラントに加え、ジャガーが選抜する「世界的に活躍するモータースポーツ界の若手やスタードライバー」が、毎回VIPゲストとして招聘。その開幕戦ゲストには、GP3にも参戦経験を持つイギリス人女性ドライバーのアリス・パウエルが抜擢された。
シリーズに一番乗りで参戦表明を行ったレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)に続き、ジャガー・ブラジル・レーシング、チーム・アジア・ニュージーランド、チーム・チャイナ、チーム・サウジアラビアなどが続々とエントリーを表明。
アジア・ニュージーランドからはFEのパナソニック・ジャガー・レーシングに所属するミッチ・エバンスの兄であるサイモン・エバンスが参戦するほか、11月初旬にチーム体制発表を行ったフィースマン・ジャガーIペース eトロフィー・チーム・ジャーマニーは、元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーが監督に就任。
そのドライバーには、ジャガー市販車部門最速の1台である『ジャガーXE SVプロジェクト8』のニュルブルクリンク・アタックと開発テストを担当した女性ドライバー、セリア・マーティンの起用がアナウンスされている。