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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.02.01 10:45
更新日: 2019.02.01 10:48

ホンダ、アルゼンチンのツーリングカー『STC2000』参戦チームをワークスサポート。フル参戦へ

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海外レース他 | ホンダ、アルゼンチンのツーリングカー『STC2000』参戦チームをワークスサポート。フル参戦へ

 ホンダはアルゼンチン国内の人気ツーリングカー・シリーズ、“スーパーTC2000”に参戦するRAMレーシングに対し、ファクトリーバックアップを約束しワークスチームに指定。2018年のブエノスアイレス200kmに、エステバン・グエリエリを擁してテスト参戦した『ホンダ・シビックSTC2000』をサポートし、2019年シーズンにフル参戦することを決めた。

 ここ近年のSTC2000では、エスクーデリア・フェラby RAMレーシングとして『フォード・フォーカス3セダン』を投入し、プライベーターとして活動してきた同チームは、かつて別カテゴリーのTC2000でファクトリーバックアップのホンダチームも運営していた。

 その時代にホセ-マリア・ロペスとともにタイトルも獲得しているチーム代表のヴィクトール・ロッシは、ふたたびホンダブランドのマシンでシリーズにフル参戦する機会が巡ってきたことを「とても誇りに思う」と述べた。

「我々はTC2000シリーズでホンダとともに4つのタイトルを獲得し、80以上の勝利を飾ってきた。そのパートナーシップをスーパーTC2000で再現できることを本当に光栄に感じている」

 アルゼンチン国内のツーリングカーにファクトリーチームとして参戦していたホンダは、2013年を最後にシリーズでのワークス活動から撤退。タイミングを前後して、2012年からは日本のスズキが誇る2輪スーパースポーツ『隼』のエンジンをベースとしたラディカル製V8が導入され、チャンピオンシップはSTC2000とTC2000に分裂した形で運営されてきた。

2018年のブエノスアイレス200kmで、エステバン・グエリエリ/サンティアゴ・マロ組でデビューを飾った
不等管長インテークなどを備えたラディカル製の2700ccV型8気筒を搭載するSTC2000車両
RAMレーシングは2017年までSTC2000に『フォード・フォーカス3セダン』を投入していた


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