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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.02.09 19:34
更新日: 2019.02.09 19:36

琢磨がラグナセカのインディカーテストに参加「一本の直線になるイメージで走りたい」とコークスクリューに攻略の糸口

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海外レース他 | 琢磨がラグナセカのインディカーテストに参加「一本の直線になるイメージで走りたい」とコークスクリューに攻略の糸口

 2月8日、2019年のNTTインディカー・シリーズ最終戦が開催されるラグナセカでインディカーテストが開催され、年間エントリーをしている11チーム23台が揃った。

 ラグナセカをアメリカンオープンホイールの最高峰が走るのは、2004年のチャンプカー以来。ただ、この日は昼から雨の予報がなされており、AJフォイトの2台は現地入りしスタンバイしたものの、このテストをスキップしてテストデイを1日温存した。

 雨で走行時間が少なくなることを予想して、テストは30分繰り上げて朝8時から始まる。

 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は1月のセブリングテストに参加しており、2019年になってからは2度目のテストだが、ラグナセカの走行は2010年にロータスのプロモーションで走行して以来。「コースもう忘れちゃった(笑)」と本人が言うくらいだ。

 セッション開始早々に琢磨もコースイン。気温が低くさらに路面に砂が出やすいラグナセカのコースは、グリップが悪くペースがあまり上がらない。初めてインディカーで走ることもあるが、それを差し引いても苦戦している様子だった。

 その証拠にチームメイトのグラハム・レイホールもタイムが縮まらず、チーム自体がベースとなるイニシャルのセッティングが的外れだった様子だ。

「今年から新しいエンジニアも入ってきて、今回のテストもエンジニアが頻繁にインフォメーションを交換してくれていたんですけどね。まずはテストの走行時間が早く気温も上がらなかったし、砂も出ていて路面状況が最悪だった」

「ブレーキングも難しかったし、ちょっとラインを外しただけですぐにグリップしなくなった。まだ車を評価出来るくらいの状況までいけませんでしたね。とは言っても他のチームは、もっと良いタイムを出しているのだから、今回はチームが苦戦していたと思います」と琢磨は状況を語った。実際にコースオフするマシンも多く、赤旗になる時間も多かった。

セッション後に話し合う佐藤琢磨とレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの面々
セッション後に話し合う佐藤琢磨とレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの面々

名物コーナー・コークスクリューを走行する佐藤琢磨
名物コーナー・コークスクリューを走行する佐藤琢磨

■名物コーナー・コークスクリュー攻略を楽しむ琢磨


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