先日、アメリカを中心にグローバルで企業活動を行う巨大グループ、リバティメディアによるF1買収が発表されたが、F1と同じFIA格式であり電動シングルシーター選手権として運営されるフォーミュラEのボス、アレハンドロ・アガグによれば、買収に関する一連の動きは「フォーミュラEにとってもプラスであり、ポジティブなこと」であると話す。
アメリカのケーブルTV界の大御所であるジョン・マローン氏が率いるリバティメディア・グループは、傘下にリバティ・グローバル、ディスカバリー・コミュニケーションズなどを保有する一大メディア帝国として知られる。そのリバティは、現在フォーミュラEの筆頭株主という立場でもある。
「これはいいことづくめで、ポジティブな要素しかない。なぜなら、我々も(F1やリバティと)同じファミリーの一員であるからだ」と、アガグ。
記者団に「リバティ・グループのフォーミュラEへの関与低下の可能性は考えられるか?」と尋ねられたアガグは、次のように答えた。
「それはありえない。我々とリバティ・グローバルはこれまでともに働いており、今後はF1もリバティメディアの手に委ねられることとなった。だから我々は家族の一員だと言える」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています