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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.03.15 15:48
更新日: 2019.03.15 15:49

ルーキー当たり年の2019年インディカー。筆頭のローゼンクヴィスト「今シーズン中に勝つことが目標」

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海外レース他 | ルーキー当たり年の2019年インディカー。筆頭のローゼンクヴィスト「今シーズン中に勝つことが目標」

 インディカー・シリーズでルーキーが勝つのは簡単じゃない。毎年マシンの変化が少ないことがほとんどで、コースもずっと変わらず、チームもドライバーもそれらを知り尽くした状況になり、経験が大きくものを言うカテゴリーだ。

 しかし、2018年は珍しくインディカーのエアロが大きく変わった。ホンダとシボレーのマニュファクチャラー2社製からダラーラのワンメイクとなって、出場者全員が新スペックのマシンで戦う状況に。

 このチャンスを味方につけ、特にシーズン序盤に才能あるルーキーたちの活躍が見られ、中でもカナダ出身ルーキーのロバート・ウィケンスが頭ひとつ抜きん出ていた。

 ワークス対決が激しいDTMドイツ・ツーリングカー選手権で活躍していた彼は、インディカーでこそルーキーとして扱われたが、世界レベルの技術競争もあるシリーズで経験を積んでいたことで、アメリカのトップシングルシーターでもすぐさま上位で争うことができたのだ。

 開幕戦セント・ピーターズバーグでは刻々と変化するハーフウエットの路面コンディションもプラスに影響、ウィケンスはポールポジションを獲得。レースでもリードを続けたが、最後のリスタートがその1周前に宣言されない異常な状況下で切られ、ルーキーの彼は対応し切れず加速に失敗。

 アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)とのバトルで弾き飛ばされ、優勝を目前にしてリタイアを余儀なくされた。

 続くフェニックスで2位。ミド・オハイオのロードコースでも2位となったが、とうとうウィケンスは勝てなかった。彼の他にもザック・ビーチ(アンドレッティ・オートスポート)、ジョーダン・キング(エド・カーペンター・レーシング)、マテウス・レイスト( AJ・フォイト・エンタープライゼス)が輝く走りを見せていた。

■2019年はルーキー当たり年?


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