元F1ドライバーで、近年はWRC世界ラリー選手権に挑戦していたロバート・クビカが、翌週9月23-25日に開催されるルノー・スポール・トロフィー・シリーズに参戦し、ひさびさのレーストラック復帰を果たすこととなった。
BMWザウバーやロータス・ルノーで活躍したポーランド人のクビカだが、スパ・フランコルシャンで開催されるワンメイクレースで、フランス人GTドライバーのクリストフ・ハモンとルノー・スポールR.S.01をシェアし、規定による『プロとアマのペア』によるチームを構成することになる。
2011年にシュコダ・ファビアS2000でイタリアのローカルイベントに参戦中、あわや手首切断かという大きなアクシデントに見舞われ、以降はサーキットレースから遠ざかっていたクビカだが、今年初めにムジェロ12時間に参戦。レーストラック復帰の道筋を作り、ふたたびレースカーのステアリングを握ることを決意。すでにフランス・アレスでR.S.01のテストドライブも済ませているという。
今回、ルノー・スポール・トロフィー参戦にあたり、ワンメイクマシンR.S.01のステアリングを握った印象を「とてもイージードライブ」だと語った。
「僕はすぐに、このマシンがとても楽にドライブできるマシンだと感じた。今回ドライブしたアレスのようなツイスティなトラックでは、クオリティの高さが歴然だ。とくにストッピングパワーの高さは印象的だったね」と、クビカ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています