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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.07.09 13:15

課題の予選に苦戦する角田「レースペースは悪くないが、ベースの部分が遅すぎる」/FIA-F3オーストリア

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海外レース他 | 課題の予選に苦戦する角田「レースペースは悪くないが、ベースの部分が遅すぎる」/FIA-F3オーストリア

 FIA-F3第3戦オーストリアの予選で、角田裕毅(イェンツァー)はまさかの27番手。レース1は13位チェッカーが精いっぱい。そして5秒ペナルティも受けてしまい16位完走に終わった。しかしレースペースは悪くないという。

「スタートはよくて、特に苦労せずに8ポジション上げられました。1人(レオナルド・プルチーニ)スピンさせたことで、5秒ペナルティを受けましたけど、それでも抜きにくいこのコースで、これだけ順位を上げられたのはよかったです。レースペースは、本当に悪くないんですよね」

 今シーズン予選で苦労している角田。ドライビングも改善もしているというが、原因はクルマにもあるようだ。

「予選は前戦ポール・リカールと同じように、まったくペースが伸びなかったです。ただ自分自身のドライビングも、フリー走行の方がまだいい走りができていた。それでデータを見て、改善しようと意識しすぎてしまって、いいところまでダメになってしまいました」

「改善すべきところが、中途半端に終わってしまったし。予選一発の際のタイヤの使いかたもありますが、それ以上にクルマのベースの部分が遅すぎる。それを何とかしないと……。ただ何が違うのか比較したくても、チームメイトのタイムでは参考にならないし、エンジニアもF3に来たばかりで状況が把握できていないみたいで……」

「予選があれだけ遅かったら、レースでも遅いのが普通なんですが、なぜかレースペースは(相対的に)いいんです。他のチームは予選用セッティングとレース用セッティングを大きく分けているはずなんですが、僕らはその差がすごく小さいみたいです。もちろんいろんな可能性を試してるんですけど、変わらないですね」

FIA-F3オーストリア/角田裕毅(イェンツァー)
FIA-F3オーストリア/角田裕毅(イェンツァー)


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