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投稿日: 2019.07.24 10:51
更新日: 2019.07.24 10:54

オーストラリア・スーパーカー:フォード独走阻止へ、さらなる性能調整


海外レース他 | オーストラリア・スーパーカー:フォード独走阻止へ、さらなる性能調整

 オセアニア地域を代表する人気シリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーのシリーズコミッショナーは、2019年シーズン第9戦イプスウィッチ・スーパー・スプリントを前に、2019年シーズン2度目の性能調整を発動すると発表。再び参戦車両全車のCoG(センター・オブ・グラビティ)を変更することを決めた。

 F1開幕戦との併催となった第2戦アルバートパーク・ラウンドを経て、デビューシーズンを戦うフォード・マスタングの突出した戦闘力が明らかとなり、VASCの技術部門はマスタング、ホールデン・コモドアZB、そしてニッサン・アルティマを集めたテストを実施の上で、バラスト位置と重量を急きょ変更。マスタングとコモドアZBにそれぞれ27kgと6.8kgのウエイト搭載が課され、とくにマスタングはルーフ部分にも設置義務が追加されるなどしたため、パドックでも議論の的となった。

 その性能調整に続く今季2度目のCoG変更となる今回の措置では、シリーズ中盤に来ていまだ苦戦の続くホールデン陣営のバラスト搭載義務を全解除。一方のマスタングも9kgの軽減措置を受けるが、ルーフライナーに仕込まれた複合素材のバラストを「鋼鉄製のビーム(剛性部材)に置き換えること」との判断が下された。これにより、依然としてマスタングはデビュー当初より高い重心位置のまま第9戦に臨むこととなる。

 そして今季からケリー・レーシングのカスタマー体制となっているL33型ニッサン・アルティマは、2018年のウィントン戦以来勝ち星がないため、シーズン序盤のCoG調整も免除されていたが、今回はさらなる救済措置を受け、エンジンコンパートメント内に搭載義務のあったバラストをオイルサンプ部に移設することが許可され、さらに低重心化を果たし競争力を向上させている。

2019年デビュー以来。猛威を振るうフォード・マスタングとDJRチーム・ペンスキー
2018年に自身7度目のタイトルを獲得したジェイミー・ウインカップは、なんとここまで未勝利が続いている


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