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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.08.20 13:59
更新日: 2019.08.20 14:02

インディカー戦うロッシとヒンチクリフ、豪州の祭典“バサースト1000”へ殴り込み

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海外レース他 | インディカー戦うロッシとヒンチクリフ、豪州の祭典“バサースト1000”へ殴り込み

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーのシリーズを代表する祭典であり、世界中のモータースポーツ関係者も注目する“バサースト1000”に、2019年は豪華なワイルドカード枠ドライバーの参戦が決定。シリーズを戦うウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)は、インディカーに参戦するアレクサンダー・ロッシとジェームス・ヒンチクリフのダブルエースを招聘することを発表したのだ。

 2019年シーズンは10月10~13日の週末に開催が予定されるバサースト1000は、名物トラックのマウントパノラマを舞台に、これまでも多くのゲストを受け入れてきた。 

 オーストラリアを拠点とするウォーキンショー・レーシングと、北米の雄であるアンドレッティ・オートスポートが提携を結んでいる一環として、インディカードライバーを招くことになったWAUは、ホールデン・コモドアZBにロッシのレギュラーナンバーである『27』を付けて、この伝統の1戦にエントリーする。

 インディ500のポールシッターとウイナーであるロッシとヒンチクリフは、最新のスーパーカーを習熟するため10月1~3日にウィントン・レースウェイで予定される3日間の公式テストに参加。そこで初めてGen2規定のホールデンをドライブすることになる。

 ヒンチクリフには以前にもシリーズ参戦経験があり、耐久カップ登録のコドライバーとしてV8スーパーカー時代に2戦を戦った。2012年のゴールドコースト600では、オープニングのマルチクラッシュに巻き込まれたひとりでもある。

 一方のロッシはF1でのレース経験を筆頭にフォーミュラレースを中心に活動。2016年にはインディ500を制覇したほか、2018年はタイトル獲得に挑むもスコット・ディクソンに惜しくも敗れランキング2位。2019年シーズンもそのリベンジとばかりに、ランキング2位につけている。

 双方ともに、2013年からオーストリア・スーパーカーに導入された“COTF(カー・オブ・ザ・フューチャー)”規定マシンをドライブした経験はなく、ロッシはこの挑戦を楽しみにしていると同時に「目を見張るような体験になるだろう」と意気込みを語っている。

2012年から14年シーズンまでアンドレッティに所属したジェームス・ヒンチクリフ(右)と、現エースのアレクサンダー・ロッシ
ともに2016年のインディ500では、ポールポジションと優勝を分け合った。ロッシは今季もランク2位につける


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