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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.08.23 12:28
更新日: 2019.08.23 12:38

DTM:2020年、BMW陣営にもカスタマーチーム登場か。「集中的に取り組んでいる」と代表

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海外レース他 | DTM:2020年、BMW陣営にもカスタマーチーム登場か。「集中的に取り組んでいる」と代表

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦するBMWモータースポーツ代表のイェンス・マルカルトは、2020年シーズンにカスタマー契約でM4 DTMを走らせるべく、カスタマーチームと「有望な話し合いを進めている」ことを明かした。

 DTMでは、2018年シーズンを最後にメルセデスAMGがシリーズでの活動を終了。これを受けて参戦台数を確保するため、プライベーター待遇で参戦するカスタマーチームへ門戸を開く規約変更を実施した。

 これにより、2019年シーズンではベルギーの名門チームWRTがアウディスポーツのサポートを受けて参戦を開始したほか、アストンマーティンもR-モータースポーツとのジョイントチームで参戦を開始している。

 これに対し、今季はプライベーター支援を見送ったBMWモータースポーツは、「このテーマに対し非常に集中的に取り組んでいる」と、2020年のカスタマーチーム参入へ意欲を示した。

「我々は当初から、2台のマシンを提供する用意があると言い続けてきた。もちろん、それらのマシンはプライベートチームに使用してもらう前提のもので、そのプライベーターはチームオペレーションに関して、完全に独立した活動費用と体制を維持していることが前提となる」と説明するマルカルト。

「昨年のある段階では、実現に向け有望な議論がいくつかあったが、そのいずれもドライバーが何らかの活動資金をもたらすことが前提条件になっていたようだ。それはR-モータースポーツもWRTも同じなんだがね。いずれにせよ、みな同じ案件を追いかけていた、ということだ」

「つまり、最終的にDTMのグリッドに設けられる新たな6つのシート(各陣営2台のプライベーター車両)に対し、我々は2~3の有望な案件を持っていたわけだ。しかしどういうわけか、数字が合っているのにこの方程式は結実しなかった、ということだ」

メルセデスが去り、DTMの実質的ワークス体制はアウディとBMWの2メーカーのみに
2019年開幕前から「経済的に自立したチームを迎えれる用意がある」と語ってきたBMWのイェンス・マルカルト(中央)


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