9月7日、2019年FIA-F3第7戦イタリアの決勝レース1が開催され、ロバート・シュワルツマン(プレマ・レーシング)が優勝し今シーズン3勝目。6番手からスタートした日本の角田裕毅(イェンツァー)は4位、12番手スタートの名取鉄平(カーリン・バズレーシング)は13位だった。
※レース後、2位フィニッシュしたマーカス・アームストロング(プレマ・レーシング)がペナルティの対象となり21位に交代。角田は繰り上げで3位表彰台を獲得、名取は11位となった。
なお18周目にアレックス・ペロニ(カンポス)が宙を飛ぶ大クラッシュ。パラボリカの縁石に接触した勢いでマシンが飛び上がり、横回転しながら飛んで行ったペロニのマシンはそのままタイヤバリアの上に真っ逆さまに落下。その後ペロニは自力でマシンを脱出し歩いてオフィシャルの車に乗り込む姿が確認できている。ヘイローから着地したのが不幸中の幸いとなった。
これによりセーフティカーが導入されそのままレースは終了となった。
レース1終了時点のポイントランキングは優勝したシュワルツマンが179ポイントで首位を維持し大きくリード、2番手に147ポイントでジェハン・ダルバラ(プレマ・レーシング)、3番手に122ポイントでユリ・ビプス(ハイテック)がつけている。
決勝レース2は日本時間9月8日(日)16:30から行われる。
■FIA-F3第7戦イタリア 決勝レース1 リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time/Gap |
---|---|---|---|---|
1 | 28 | R.シュワルツマン | プレマ・レーシング | 23Laps |
2 | 27 | J.ダルバラ | プレマ・レーシング | 1.391 |
3 | 14 | 角田裕毅 | イェンツァー | 1.923 |
4 | 6 | R.フェルショール | MPモータースポーツ | 2.372 |
5 | 18 | P.ピケ | トライデント | 3.517 |
6 | 11 | J.ヒューズ | HWAレースラボ | 4.557 |
7 | 4 | L.ローソン | MPモータースポーツ | 5.170 |
8 | 8 | F.シェラー | ザウバー・ジュニアチーム | 5.837 |
9 | 31 | L.サージェント | カーリン | 6.830 |
10 | 20 | L.プルチーニ | ハイテック | 7.473 |
11 | 29 | 名取鉄平 | カーリン | 8.620 |
12 | 17 | D.デフランチェスコ | トライデント | 8.935 |
13 | 3 | C.ルンガー | ART | 9.924 |
14 | 2 | M.フュートレル | ART | 10.951 |
15 | 9 | R.ハイマン | ザウバー・ジュニアチーム | 11.728 |
16 | 30 | F.ドルゴビッチ | カーリン | 7.206 |
17 | 10 | B.ビシュカル | HWAレースラボ | 13.198 |
18 | 25 | S.フェルナンデス | カンポス | 15.523 |
19 | 12 | K.アンドレアス | HWAレースラボ | 17.850 |
20 | 5 | S.ラークソネン | MPモータースポーツ | 19.367 |
21 | 26 | M.アームストロング | プレマ・レーシング | 0.599 |
22 | 16 | A.エシュトネル | イェンツァー | 21.148 |
23 | 24 | A.デレッダ | カンポス | 22.067 |
— | 23 | A.ペロニ | カンポス | DNF |
— | 1 | D.ベックマン | ART | DNF |
— | 21 | J.ビプス | ハイテック | DNF |
— | 19 | N.カリ | トライデント | DNF |
— | 7 | L.ゼンデリ | ザウバー・ジュニアチーム | DNF |
— | 22 | Y.ウィ・フェイ | ハイテック | DNF |
— | 15 | A.ペトロフ | イェンツァー | DNF |