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投稿日: 2019.09.12 11:29

豪州SC:フォード・マスタング独走阻止策第3弾、ホールデン陣営にも空力性能調整を許可

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海外レース他 | 豪州SC:フォード・マスタング独走阻止策第3弾、ホールデン陣営にも空力性能調整を許可

 オーストラリアの人気シリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの技術部門は、9月中旬に開催されるニュージーランドでの1戦、オークランド・スーパースプリントを前にホールデン陣営から要請を受けた『コモドアZB』のエアロ・パッケージのさらなる変更を承認した。

 2019年デビューの新型フォード・マスタング・スーパーカーが猛威を振るい、ここまで22戦中19勝の記録的成功を収めているVASCシリーズ。その車種間性能差を調整し、戦力バランスの均衡を図るべく、シリーズの技術部門は今季3度目となる措置に踏み切った。

 この改訂により、第11戦NZプケコへ・ラウンドよりホールデン・コモドアZBの全車は拡張されたフロントアンダートレイと、後部翼端板のエッジ部に新たなガーニーフラップを追加してレースを戦うこととなった。

 これらのパッケージ修正を行ったホールデンのファクトリー指定チームであるトリプルエイト・レースエンジニアリングは、その申告の中で5ドアハッチのルーフ側に設定されるハイマウント・ストップランプの撤去も要請し、これも受理されている。

 このエアロ・パッケージはホールデン陣営にとって2019年シーズン2度目の措置となり、前回は6月に同じアンダートレイの延長と、リヤウイング最大仰角増加の許可を受けていた。

 さらに8月には、ケリー・レーシングのニッサン・アルティマL33もリヤウイングガーニーの追加など、エアロ・パッケージを修正している。

ここまでフォード陣営の新型モデルに圧倒され、ナイトレースを含む2勝に留まるホールデン陣営
「その調整を受けてなお、今季は厳しい戦いが続くだろう」と予測する7度の王者経験者、ジェイミー・ウインカップ


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