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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.09.27 13:13
更新日: 2019.09.30 13:19

NASCAR第28戦:トゥルーエクスJr.連勝。トヨタはトップ4独占チェッカーも1台が失格処分

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海外レース他 | NASCAR第28戦:トゥルーエクスJr.連勝。トヨタはトップ4独占チェッカーも1台が失格処分

 2019年のモンスターエナジーNASCARカップは9月21日、バージニア州リッチモンドのリッチモンド・レースウェイで第28戦が行われ、マーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)が優勝した、トヨタ・カムリはトップ4を独占してチェッカーを受けたが、レース後に4位が失格処分を受けている。

 シリーズ終盤10戦のチャンピオン決定戦“プレーオフ”2ラウンド目となった第28戦リッチモンド。決勝レースは現地19時46分、0.75マイル(1周約1.2キロ)のショートオーバルを100周、100周、200周の3ステージ合計400周で争われた。

 100周目までのステージ1では8番手スタートだったトゥルーエクスJr.が着実にポジションを上げ、54周目にトップへ浮上。そのまま逃げ切りトップチェッカーを受けた。

 続くステージ2では、ステージ1を2位で終えたカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)がステージ1からのインターバル時に行われたピット作業でトップに立つと、そのまま独走。2019年シーズン最多となる11回目のステージ優勝を果たしている。

 迎えたステージ3では、中盤にカイル・ブッシュを交わしたトゥルーエクスJr.がトップに立ったものの、ピット作業を終えたアウトラップのリッキー・ステンハウスJr.(フォード・マスタング)に左リヤをプッシュされてスピンしてしまう。

 幸い、トゥルーエクスJr.は他車やウォールにヒットすることなく体勢を立て直し、直後に出されたイエローコーション中にピットへ。カイル・ブッシュ、デニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)に続く、3番手でコースへ復帰した。

 その後は首位カイル・ブッシュが独走するかと思われたが、レース残り50周を切ったころからトゥルーエクスJr.がペースアップ。先行するハムリンを交わすと、レース残り25周目にはカイル・ブッシュを交わしてラップリーダーに返り咲いた。

 終盤はカイル・ブッシュが攻め立ててきたものの、トゥルーエクスJr.がポジションを守りきって優勝。この日行われた3ステージすべてを制す圧倒ぶりで、第27戦に続く連勝を飾った。

 2位はカイル・ブッシュ、3位はハムリン、4位はエリック・ジョーンズ(トヨタ・カムリ)でトヨタ勢がトップ4を独占したかに思われたが、ジョーンズはレース後の車検で違反が見つかり失格となっている。

 この週末は下位シリーズのNASCARエクスフィニティシリーズ第27戦も開催され、トヨタ・スープラを駆るクリストファー・ベルが優勝。2019年シーズン7勝目を挙げるとともに、チャンピオン決定戦“プレーオフ”第2ラウンド進出の切符を手にしている。

 2019年のモンスターエナジーNASCARカップ第29戦は9月29日、ノースカロライナ州コンコードにあるシャーロット・モーター・スピードウェイで開催される。この第29戦はトラックのオーバルとロードコースを組み合わせた“ローバル”レイアウトで争われる。


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