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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.01.28 12:39

北欧ツーリングカー『STCC』戦うPWRレーシング、TCRの強豪クプラとのパートナーシップ延長

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海外レース他 | 北欧ツーリングカー『STCC』戦うPWRレーシング、TCRの強豪クプラとのパートナーシップ延長

 セアトの高性能車部門であり、モータースポーツ活動も担当するクプラ・レーシングとセアト・スウェーデンは、TCRスカンジナビアことSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権に参戦する公式パートナー、PWRレーシングとの契約延長を発表。2022年まで同シリーズでの提携関係を続けることとなった。

 STCCを主戦場に、2019年はWTCR世界ツーリングカー・カップへの挑戦も開始したPWRレーシングは、長らく蜜月関係にあるクプラ・レーシングとのパートナーシップ継続を確認し、すでにラウンチが秒読みに入っている新型TCRモデルや、それぞれが協力関係の元に独自開発を進めるEVツーリングカーでのアライアンスも視野に入れた、包括的な協力体制を続けていくとアナウンスした。

「私たちセアトとクプラの一同は、こうしてPWRレーシングの面々と一緒に旅を続けられることを非常に喜んでいる」と、ステートメント上でコメントを発表したのは、クプラとセアト・スウェーデンのブランドマネージャーを務めるパー・ブリンケンベルグ。

「我々が2016年より開始したこの強力なパートナーシップのプログラムは、スウェーデン国内でのセアト、そしてクプラのプレゼンス向上に重要な役割を果たした。この期間中、セアトは市場規模で大きく発展を遂げ、シェアは100%を超える水準で増加を続けている」

 すでにPWRレーシングは、2020年シーズンに向け新型『クプラ・レオン・コンペティションTCR』をオーダー済みで、現行のクプラTCRに代替される計画だという。

 とくにPWRレーシング・セアト・ディーラーチームとしてエントリーする地元シリーズのSTCCでは、セアトとの提携以降にロバート・ダールグレンが2度のドライバーズタイトルを獲得。2018年にはチームタイトルも手にしている。

 一方、STCCのシリーズオーガナイザーは2020年から参戦コスト削減策の一環として、26歳以上のドライバーを対象に、2012年度以来の『インディペンデント・カップ』を復活させることを発表した。

STCCでは、CUPRAのトップカスタマーチームとして戦ってきたPWRレーシング
ボルボのファクトリードライバーを経てPWRに移籍後、2017年、2019年とSTCCを制したロバート・ダールグレン


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