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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.01.29 17:08
更新日: 2020.01.29 17:11

F1昇格の判断は時期尚早。ミック・シューマッハーは「仕事をしなければならない」と元F1ドライバー

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海外レース他 | F1昇格の判断は時期尚早。ミック・シューマッハーは「仕事をしなければならない」と元F1ドライバー

 元F1ドライバーで現在『Sky Sport F1』のプレゼンターを務めるジョニー・ハーバートは、ミック・シューマッハーについて、もし彼が7度のF1チャンピオンである父親のミハエル・シューマッハーに続いてF1に参戦するという夢を叶えるつもりなら、2020年にすぐにでも自分の実力を示してみせなければならないと述べている。

 20歳のミックは、2018年のFIAヨーロピアンF3選手権のタイトルを獲得し、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に加入。2019年はFIA-F2にフル参戦した。

 しかしながら、ミックはF2において大きなインパクトを残すことはできなかった。第8戦ハンガロリンクのレース2で初優勝を挙げたものの、不運が続いたことから、ミックは最終的にドライバーズランキングでは大きく順位を落とし12位に終わった。

 1995年にベネトンでミハエル・シューマッハーのチームメイトだったハーバートは、ミックがF1のチーム代表たちの目を引きたいのなら、シャルル・ルクレールやジョージ・ラッセルといったこれまでのF2シリーズチャンピオンたちが傑出したパフォーマンスを見せて成功を収めたように、彼もうまく実績を残す必要があると指摘した。

 2018年には、タイトルは逃したもののランキング2位のランド・ノリスとランキング3位のアレックス・アルボンがF1へすぐに昇格するのに十分な仕事をしていた。一方で2019年のチャンピオンであるニック・デ・フリースは、現在メルセデスからフォーミュラEに参戦しており、ランキング2位のニコラス・ラティフィはウイリアムズF1よりデビューする。

 トップチームであるプレマ・レーシングで2年目のF2参戦を迎えるミックには、彼らの後に続くというプレッシャーがかかっているところだ。

 今月バーミンガムで開催された2020年オートスポーツ・インターナショナル・ショーに出席したハーバードは、「2020年は(ミックにとって)おそらく重要なシーズンになるだろう」とメディアに語った。

「私が見る限り、今年彼は仕事をしなければならない」

「ハンガリーでの彼の優勝は非常に良くコントロールされており、タイヤをいたわりながら必要なペースを維持するというやり方が大変成熟したものだった」

「素晴らしい勝利だったが、ランドやジョージに見られたような、驚異的な勝利に分類するようなものではない」

「私の経験では、あのような勝利を収めると大きな自信になるものだ。次のレースに向かうと、パフォーマンスが上がるのだ。(しかし彼の)パフォーマンスは上がらず、彼は7位や8位のあたりにつけていた」

「結果が物語る。それが重要なことだ」

■「F1昇格の判断は時期尚早」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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