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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.01.31 13:01
更新日: 2022.03.09 16:25

“モータースポーツのオリンピック”、開催2年目の2020年大会はフランスのポール・リカールが舞台

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海外レース他 | “モータースポーツのオリンピック”、開催2年目の2020年大会はフランスのポール・リカールが舞台

 FIAとSROモータースポーツグループが共同開催し、2019年はイタリア・ローマ近郊のバレルンガ・サーキットで行われた“モータースポーツのオリンピック”こと、『FIAモータースポーツ・ゲームス』。この国別対抗イベントの第2回大会がフランスのポール・リカールで開催されることがアナウンスされた。

 モータースポーツ・ゲームスでは、フォーミュラやツーリングカーなど、カテゴリー別に各国を代表するドライバーが参戦し、国別対抗のチーム戦としてメダル争いを展開し、バレルンガでの第1回大会は成功裏に終わった。

 そして成功した第1回大会に続く、第2回大会は舞台をイタリアからフランスに移し、マルセイユ市街がイベントのホストタウンを務めることとなった。

「初開催イベントを成功裏に終えたのに続き、FIAモータースポーツ・ゲームスのコンセプトがポール・リカールにも引き継がれ、さらなる成長を遂げていくであろうことをうれしく思っている」と述べたのは、FIAのジャン・トッド会長。

 このイベントでは、GT3やF4、TCR規定ツーリングカー、グランツーリスモを採用したeレースなどを含む6つのカテゴリーで競技が行われ、初開催となった2019年はチーム・ロシアが躍進。TCRのレース1で勝利し、レース2でも2位表彰台に上がったクリム・ガブリロフが初代ツーリングカー王者に輝くと、総合でもポイント争いを制して世界王者の座に就いた。

 また、GTカップで濱口弘/笹原右京組が優勝した日本も、金メダル1個を獲得して総合3位タイという結果を得ている。

 マルセイユでの第2回大会は10月23~25日のスケジュールとなり、初開催時の6カテゴリーに加え、2020年中盤にもアナウンスされる予定の新競技追加が予定されている。

FiAモータースポーツ・ゲームスの閉会式の様子。メダリストたちが受賞を喜んだ。
2019年のFIAモータースポーツ・ゲームスの閉会式の様子。メダリストたちが受賞を喜んだ。


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