アルゼンチン最高峰ツーリングカー・シリーズ、スーパーTC2000に“TOYOTA GAZOO Racing YPF INFINIA”として参戦するTOYOTA GAZOO Racingアルゼンティーナは来たる2020年シーズンに向け、4台目の『トヨタ・カローラSTC2000』のドライバーに隣国ブラジル出身のF1最多出走記録保持者ルーベンス・バリチェロを起用すると発表した。
地元ブラジルのSCBストックカー・ブラジルで2014年にチャンピオンを獲得しているバリチェロは、チームのエースであるマティアス・ロッシを筆頭に、ジュリアン・サンテロ、マリアーノ・アルトゥナと並んで、4台目のカローラをドライブすることが決まった。
SCBでも2020年にトヨタ陣営に加入することが発表されているバリチェロにとって、今季は南米大陸で双璧をなす2大ツーリングカー・シリーズに掛け持ち参戦する忙しいシーズンとなる。
「ここアルゼンチンでもトヨタに加入し、スーパーTC2000シリーズにデビューできるのが本当に楽しみだし、とてもうれしいよ。これまでも個人的にシリーズの動向を逐一チェックしてきたし、この国には優れたツーリングカードライバーが数多く存在することも知っているからね」と、47歳でのアルゼンチン・デビューが決まったバリチェロ。
「もちろん、私にとっても大いなる挑戦になるだろう。F1での長い経験と技術的バックグラウンドがあるとはいえ、この場所ではチームメイトやテクニカル・クルーから多く学ぶことがありそうだ」
「僕自身、まだまだ若いと感じているし、やる気がモリモリと湧いてきているよ!!」