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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.02.14 16:59

2月14日発売auto sportは「世界のハコ車図鑑」特集。柳田&千代に聞く韓国スーパーレース、IGTCの魅力

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海外レース他 | 2月14日発売auto sportは「世界のハコ車図鑑」特集。柳田&千代に聞く韓国スーパーレース、IGTCの魅力

 2月14日(金)発売の『auto sport No. 1525』の特集は「世界のハコ車図鑑」! ハコ車レースの「世界生息MAP」も付けて、堂々60ページ以上に渡り、世界のハコ車レース&マシンをじっくりと解説しています。おとなり韓国のスーパーレース最高峰クラスに参戦している柳田真孝と、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦バサーストから帰国した千代勝正のふたりには、それぞれ「どんなレースなのか」を聞いてみました。

■韓国スーパーレースは“容赦なし”

2020年はスーパーGT GT300クラスと韓国スーパーカーに参戦する柳田真孝
2020年はスーパーGT GT300クラスと韓国スーパーカーに参戦する柳田真孝

「初年度はクルマに慣れるのに2、3戦かかりました。チームも『あれっ!? ヤバいの連れてきちゃった?』と思ったはずです(笑)」というのは、2017年から韓国スーパーレースの最高峰シリーズ“ASA 6000”に参戦し、今年もフル参戦する柳田真孝。2011年、2012年とスーパーGT GT500を連覇したドライバーがそう思われていたかもしれないというのは何とも解せない話。だが、クルマのスペックを聞けば納得だ。

「クルマは、パイプフレームにアウターボディを被せたストックカーです。エンジンは6.3リッターV8 NAで460hp。トルクが太く、タイヤは2メーカーによるコンペティションがあるのでグリップもあります。だから、クルマは走っていて面白い。でも、フレームの設計が古いので、パワーやグリップに負けちゃっているんですよね。それに、ハンデウエイトは優勝すると、+70kg!」

……と、独特の難しさがあるのだという。本誌では、それ以外にも待ち受けていたハードルがあったと話しています。

■IGTCはGT3“世界大戦”の場

2020年はスーパーGT GT500クラス、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに参戦する千代勝正
2020年はスーパーGT GT500クラス、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに参戦する千代勝正

 IGTCは、簡単に言えば「GT3マニュファクチャラーの世界最高のワークス決闘場」だ。それゆえ、各自動車メーカーも自社のワークスドライバーを投入している。

「僕が出ていたプロクラスはみんなハコ車のスペシャリスト。競争レベルも非常に高いです」というのは、IGTCにニッサンGT-RニスモGT3で参戦し、2月上旬のIGTC開幕戦バサースト12時間から帰国した千代勝正。バサーストはプラクティスでチームメイトがクラッシュ。残念ながら、走る前にリタイアとなった。

「バサーストはどうしても決勝を走りたかったですね。2015年に僕が優勝したレースということもありますが、そのときは単発開催。その翌年の2016年からIGTCのシリーズ戦に加わったし、何よりGT-Rはバサーストが得意。優勝のチャンスも大きかったんです。というのも……」。

……と、GT-Rがバサーストで強いワケ、さらに本誌ではIGTCでのオーバーテイクのノウハウについても明かしています。


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