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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.03.11 14:10

フォーミュラE:6月のインドネシア大会を延期。新型コロナウイルスによる開催延期は3戦目

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海外レース他 | フォーミュラE:6月のインドネシア大会を延期。新型コロナウイルスによる開催延期は3戦目

 ABBフォーミュラE選手権はインドネシアの首都ジャカルタで6月6日に開催予定だったジャカルタE-Prixの開催延期を決定した。感染拡大が続く新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を考慮したものとなる。

 ジャカルタE-Prixは当初の開催スケジュールでは2019/20年のフォーミュラシーズン6第10戦に組み込まれていた。インドネシアでフォーミュラEが開催されるのは、今年が初めてだった。

 世界各国で猛威を奮っている新型コロナウイルスは、インドネシアと首都ジャカルタでも感染者が増えており、シリーズを戦うチームスタッフやドライバー、運営をサポートするスタッフ、レースを訪れるファンの安全と健康を考慮した結果、6月6日の開催が見送られることとなった。

 フォーミュラEの発表によれば、今大会は中止ではなく延期であり、状況を見極め、関係各所と協力しつつ、後日開催の可能性を模索していくとしている。

 フォーミュラE創設者のアレハンドロ・アガグは「フォーミュラE開催スケジュールに組み込まれている各国でCOVID-19の感染者数が増えている。その影響を考慮しつつ、フォーミュラEシーズン6のレースを最大限開催できるよう努力を続けている」と述べている。

「COVID-19が引き起こす状況は流動的であり、我々は日ごとに現実的かつ柔軟なアプローチを取っている。その詳細についてはあらためてお知らせするつもりだ」

「我々が検討しているプランのなかには、現時点で開催する予定のレースをダブルヘッダーにするという選択肢や、市街地コースではなく常設サーキットを使用する、さらに必要であれば無観客状態で開催するといった選択肢も含まれている」

 フォーミュラEはすでに新型コロナウイルスの影響で、3月の中国・三亜戦、4月のイタリア・ローマ戦の延期を決めており、今回のジャカルタで3レース目の開催延期となる。


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