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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.04.17 12:29

フォーミュラE:新型コロナ感染拡大を受けシリーズ凍結期間延長。最終戦開催時期変更も視野

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海外レース他 | フォーミュラE:新型コロナ感染拡大を受けシリーズ凍結期間延長。最終戦開催時期変更も視野

 ABBフォーミュラE選手権とFIAは4月16日に声明を発表し、レース開催凍結期間を延長するとした。従来は6月中のシリーズ再開も視野に入れられていたが、今回の決定では6月いっぱいの開催凍結が決められている。

 市街地を舞台に争われるフォーミュラEは、世界中で脅威となっている新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえ、3月上旬に「向こう2カ月のレース開催を凍結する」と発表済みだ。

 この際、フォーミュラEは各大会の開催ステータスをレースに使われる赤、黄、緑のフラッグになぞらえて表現。5月いっぱいはレース中断を意味する“レッドフラッグ”期間だとしていた。

 3月時点では6月を“イエローフラッグ”期間としており状況によってはシリーズを再開させるとしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況を受けてステータスを修正。6月いっぱいもレッドフラッグ期間とみなされる形になった。

 これにより、当初6月21日に開催予定だったドイツ・ベルリンE-Prixについても開催延期となる。

 4月16日に発表された最新ステータスでは、7月がイエローフラッグ期間とされており、新型コロナウイルスの感染状況次第ではシリーズ再開を検討するとしている。

 声明のなかでフォーミュラEは「我々は可能な限り速やかにシリーズを再開させたいと考えているが、なによりも重要なことは我々のスタッフやチーム、自動車メーカー、シリーズパートナー、ドライバー、そしてファンで形成されるフォーミュラEコミュニティの安全と健康だ」と述べている。

「それと同時に、レース開催都市やそこに住む住人の安全と健康も第一だ」

「現在、我々は可能な限り多くのレースを開催してシーズンを閉幕させるべく、あらゆるオプションを検討している。このオプションには無観客レースや常設サーキットの活用、ダブルヘッダーの増加、さらにはシーズン最終戦開催時期の延長といった案も含まれる」

 2019/20年のフォーミュラEは2019年11月22~23日のサウジアラビア・ディルイーヤE-Prixで開幕し、ここまで全5大会が終了している。現時点でのシーズン最終戦は7月25~26日にイギリス・ロンドンで行われるダブルヘッダーだ。


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