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コラム ニュース

投稿日: 2020.04.28 07:30
更新日: 2020.04.29 12:11

コロナ収束後に訪れたい、世界の魅力的な“B級”サーキット10選【前編】

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コラム | コロナ収束後に訪れたい、世界の魅力的な“B級”サーキット10選【前編】

 自動車レースファンであればその名前こそ知っているものの、実際に現地を訪れる日本人はドライバーや関係者だけというサーキットは少なくない。今回は筆者が取材で足を運んだ中から、「一度は行ってみたい魅力的な“B級”サーキット10選」をお届けする。今回はその前編。

■サーキット・パーク・ザントフールト(オランダ)

 今季35年ぶりにF1オランダGPの舞台として復活するはずだったザントフールト。それまではDTMドイツ・ツーリングカー選手権の一開催地というくらいで、世界選手権水準のレース開催はご無沙汰だった。
 
 アムステルダム中央駅や交通の要衝アムステルダム・スローテルダイク駅から電車で一本とアクセスの良さが光る。最寄り駅で終着駅のザントフールト海岸駅からは、美しい浜辺を遠回りしても徒歩で約30分。
 
 アムステルダム市内は名所旧跡が多く、日本人が腕を振るう日本料理屋も少なくないので、海外レース観戦初心者にはうってつけだ。

最寄り駅の“ザントフールト・アン・ジー”の風景
最寄り駅の“ザントフールト・アン・ジー”の風景
サーキット西側には美しいビーチが続いている
サーキット西側には美しいビーチが続いている

■ドニントン・パーク・サーキット(イギリス)

 1993年にF1ヨーロッパGPの舞台となった。東隣にはイースト・ミッドランズ空港があるものの、イギリス国外からの訪問は難しい。

 また、このサーキットで唯一の“売り”でもあった博物館“ドニントン・グランプリ・コレクション”は2018年11月に閉鎖。展示物が所有者へ返却されるようになってからは、さらに自動車レースファンの足が遠のく結果となってしまった。

 近隣にはダービーやノッティンガムといった中規模の街があるとはいえ、多くのファンや関係者を受け入れるには心もとない。物好きな自動車レースファンにだけお勧めしたい。

建物や雰囲気は改修前のシルバーストンに似る
建物や雰囲気は改修前のシルバーストンに似る
かつて博物館に展示されていたブラバムBT60B
かつて博物館に展示されていたブラバムBT60B
レジェンドカー・レースでは遊び心を忘れない
レジェンドカー・レースでは遊び心を忘れない

■バーレーン・インターナショナル・サーキット(バーレーン)

 2004年よりF1世界選手権のカレンダーに載り始めた(バーレーン騒乱のあった11年を除く)。そもそも、「中東のどこ?」というくらいの個人的な認識で、島国とはっきり知ったのはF1開催地になってから。
 
 首都マナーマは高層ビルあり、ショッピング・モールあり、リゾート・ホテルありと都会の印象だが、市内からクルマで30分ほど離れたサーキット周辺は荒涼とした土地が広がるだけ。
 
 同じ中東のF1であれば、周辺にホテルやショッピング・モールやアクセスしやすさからいっても、ヤス・マリーナ・サーキット(UAE)に軍配が上がる。

1/2バーレーン・ディナール紙幣にはサーキットが描かれている
1/2バーレーン・ディナール紙幣にはサーキットが描かれている
サーキットはきらびやかだが夜の周辺は暗黒の世界
サーキットはきらびやかだが夜の周辺は暗黒の世界
イベントなどの派手さはF1アブダビGPより控えめ
イベントなどの派手さはF1アブダビGPより控えめ
市内から少し外れたホテルの周辺はこんな感じの風景
市内から少し外れたホテルの周辺はこんな感じの風景

◆英雄の名が冠されたサーキットは“モータースポーツのオリンピック”の舞台に


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