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投稿日: 2020.06.13 13:50
更新日: 2020.06.13 13:53

「この状況だからこそ」今年も佐藤琢磨のTAKUMA KIDS KART CHALLENGEを開催へ

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インフォメーション | 「この状況だからこそ」今年も佐藤琢磨のTAKUMA KIDS KART CHALLENGEを開催へ

 2020年もNTTインディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨。そんな琢磨が、カートを通じて全国の子どもたちが触れ合うことを目的に2014年から行っている『TAKUMA KIDS KART CHALLENGE』が、今年も全国各地でのトライアルからスタートすることになった。

 このTAKUMA KIDS KART CHALLENGEは、2011年の東日本大震災をきっかけに子どもたちへの長期的な支援を目指し、琢磨を中心に立ち上げられた『With you Japan』の活動のなかで、「モータースポーツの楽しさを通じて、復興地を応援しよう」と2014年からスタートさせたもの。琢磨のキャッチフレーズでもある“No Attack No Chance”を通じて、夢をもって頑張り続けることの大切さを子どもたちに伝えている。

 イベントは毎年、江崎グリコがサポートを行い、笑顔あふれるものとなっているが、年々参加者も増加し、2019年は約1400名がトライアルにチャレンジし、100名をファイナルに招待。大いに盛り上がりをみせていた。

 ただ2020年に向けては、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、開催に向けて検討を続けてきたが、緊急事態宣言の解除と休業要請等の緩和をうけ、協力する各サーキットの営業再開と感染予防対策のもと順次トライアルをスタートすることになった。

「このような状況だからこそ、夢をもつ大切さを子供たちには伝えていきたい」と琢磨はコメントしている。

 TAKUMA KIDS KART CHALLENGEではステップが3つに分かれており、まずステップ1となるトライアルでは、全国のサーキットの協力のもと、講習会や予選会を実施する。カート初心者やレース経験の浅い小学生を対象に、3ヶ月間各地でタイムトライアルを実施する。

 さらに、各サーキットでのトライアル上位のタイムを出した子どもたちの中から選出された上位100名を招待しての模擬レースがステップ2のファイナル。当日は琢磨も来場し、アドバイスやデモ走行を披露予定だ。

 そしてファイナルの上位10名を招待し、琢磨が直接指導する特別講習プログラムが、ステップ3のアカデミー。レンタルカートから卒業し、レーシングカートへ本格デビュー。未来のトップドライバーを目指す子どもたちにとって夢のプログラムだ。

 現在、ファイナルは11月1日にツインリンクもてぎで開催を予定。アカデミーは2020年11〜12月開催で現在調整中だ。参加条件やトライアルの開催場所など、詳細情報はホームページ(http://takumakidskart.com)まで。

2020年シーズンでインディ参戦11シーズン目となる佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
2020年シーズンでインディ参戦11シーズン目となる佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)


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