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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.06.18 11:54

フォーミュラE:ニッサン・e.ダムス、シーズン再開に向け準備「良い状態でレースを再開できる」とローランド

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海外レース他 | フォーミュラE:ニッサン・e.ダムス、シーズン再開に向け準備「良い状態でレースを再開できる」とローランド

 8月5日より2019/20年シーズンが再開されることが決定したABBフォーミュラE選手権。唯一の日本メーカーとして参戦しているニッサン・e.ダムスは6月17日にリリースを発行し、セバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドのコメントを公開した。

 フォーミュラEの“シーズン6”は2019年11月にサウジアラビア・ディルイーヤで開幕を迎え、その後は順調に3月の第5戦までを終了していた。だが、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響によって選手権は中断されてしまっている。

 しかし、6月17日にフォーミュラEは8月5日からのシリーズ再開を宣言、9日間計6レースをドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港で開催することを発表した。この決定により2019/20年シーズン6は、中断される前に行われた5戦にテンペルホーフ空港での6戦を加えた全11戦での争いとなった。

 唯一の日本メーカーとしてフォーミュラEに参戦しているニッサン・e.ダムスは現在チームランキング4位につけており、これから行われる6レースの結果次第ではシリーズタイトル獲得の可能性も残している。

 またニッサン・e.ダムスは、シリーズが中断されている間に行われたフォーミュラEのバーチャルレースシリーズ『レースアットホームチャレンジ』では、ローランドがシリーズ2勝を挙げ、ドライバーランキング3位、チームランキング2位という結果を残した。

 シリーズが再開されることについてチームのエースであるブエミは、「レースの現場に復帰できることをとても楽しみにしているし、ベルリンでのトリプルヘッダーはとても興味深いシーズンの締めくくりになる」と語っている。

「レースアットホームチャレンジでのバーチャルレースはとても良い経験になったし、トレーニングにも最適だった。チームの拠点があるル・マンでシミュレーターでのトレーニングも積めたので、その成果をコース上で披露できることも楽しみだ」

 そしてテンペルホーフ空港で行われたバーチャルシリーズで優勝を飾っているローランドは、「数週間後にベルリンのレースに戻れることを本当に楽しみにしている」と期待を寄せた。

「9日間で6レースを行うのは厳しい戦いになると思うけど、レースアットホームチャレンジでも良い結果を残したし、良い状態でレースを再開できると思う。この勢いを維持していきたいし、今シーズンを締めくくるレースとして、非常に高い注目を集めることになるね」

電動フォーミュラレースに唯一の日本メーカーとして参戦しているニッサン・e.ダムス。ドライバーはセバスチャン・ブエミ(左)とオリバー・ローランド(右)
電動フォーミュラレースに唯一の日本メーカーとして参戦しているニッサン・e.ダムス。ドライバーはセバスチャン・ブエミ(左)とオリバー・ローランド(右)


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