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投稿日: 2020.06.30 12:55

豪州SC:第2戦シドニー。待望の再開戦は王者マクラフラン2勝、伏兵パーカットも初勝利


海外レース他 | 豪州SC:第2戦シドニー。待望の再開戦は王者マクラフラン2勝、伏兵パーカットも初勝利

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー第2戦として、実に118日ぶりで開催されたシドニー・モータースポーツパークでの1戦は、現在VASCシリーズ連覇中のディフェンディングチャンピオン、スコット・マクラフラン(フォード・マスタング/DJR Team Penske)が貫禄を見せ週末2勝をマーク。伏兵ニック・パーカット(ホールデン・コモドアZB/Brad Jones Racing)がレース2で今季勝利を飾っている。

 2月末に行われた開幕戦アデレード500を経て、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症予防対策として、F1開幕戦併催イベントのアルバートパークでシリーズが中断して以来、待ち望まれたチャンピオンシップ再開の日を迎えたVASCシリーズ。

 スーパースプリントのフォーマットを採用したシドニー戦で仕切り直しとなった6月26~28日の週末は、ルーキーセッションから公式練習1、2のすべてでホールデン勢がトップタイムを記録するなど、ブレイク期間中の戦力構図に変化があったかと期待が高まった。

 しかし、予選では2019年を席巻してシリーズ連覇を達成したマクラフランとShell V-Powerカラーのマスタングが躍動し、定位置となるポールポジションを奪取。開催延期期間中のeスポーツ・シリーズ『Supercars All Stars Eseries』で宿敵となった“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(ホールデン・コモドアZB/Triple Eight Race Engineering)や、シリーズ7冠のジェイミー・ウインカップ(ホールデン・コモドアZB/Triple Eight Race Engineering)らを従え、レース1のターン1に向けても順当にホールショットを決めていった。

 レース距離130kmのスプリント勝負は中盤のピットストップが勝敗の鍵を握ると予想され、序盤から各車ともタイヤ摩耗のケアをしながら周回を重ねると、先頭を行くマクラフランのレースペースが鈍り始め、後続のレッドブル・レーシング・オーストラリア勢2台と、チャズ・モスタート(ホールデン・コモドアZB/Walkinshaw Andretti United)らのギャップが詰まり始める。

 中盤15周目で先に動きを見せたのは、3番手を走行していた“セブンタイムス・チャンピオン”ことウインカップで、COVID-19の影響により週末20セット、チーム当たり13名のスタッフしか登録が許されない(うちピット作業は4名)状況で戦略判断が分かれるなか、4本ともにニュータイヤに交換してピットアウト。

 ときを同じくして、2番手SVGにテール・トゥ・ノーズへと迫られていた首位マクラフランも翌周にピットへと向かい、同じく4本交換でトラックへと復帰すると間一髪のタイミングでフォード陣営のキャメロン・ウォーターズ(フォード・マスタング/Tickford Racing)に先行され、蓋をされている間に暫定首位SVGが逆転に向けスパートをかける。

再開を迎えたVASCシリーズ。しかしCOVID-19の影響により週末タイヤ20セット、チーム当たり13名の登録に制限された
R1は仮想空間でも勝負を繰り広げたマクラフランvsSVGのKiwi対決となり、わずか0.1876秒差でVASC連覇中の王者に軍配
本戦から久々のフォード陣営復帰を果たした2010年王者ジェームス・コートニーは、R2で7位に喰い込んだ

■0.1876秒差の大接戦!


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